ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

カテゴリーアーカイブ: 生産者と共に

田植えⅡ

3000坪を使って、年間150万しか売上が上がらない
つまり6畳一間の1000部屋を一部屋年間1500円で貸しているのである
つまり一畳250円だ!
小生が学生の頃(40年前)でさえ、下宿は1畳1000円が相場だった!
先日、火事になった川崎の簡易宿泊所だって、こんな部屋代ではやっていけない
そんな田んぼに機械代金・肥料代金・農薬代金・油代・そして殆ど入っていない人件費がかかってくる。

いかに効率が悪い産業か…(例えが変!)

そんな土地利用なら田んぼを埋めて、イ◯ンに貸したほうが断然効率がいい
だから郊外に、どんどんショッピングモールができるのである(?)

なんだか話が飛んだ!

そんな効率悪い産業を、なぜ続けているのか…
赤字をどんどん生産しているようなものだ(アホノミクスに泣く、地方の中小企業のようだ)

そこで出てくるのが農協である。
ほとんど価値の無い田畑を担保にカネを貸す。
農家の手助けをすると言って作業受託をする
団体で圧力をかけて米価を上げる

効率化という名のもとに手抜き(?)の稲作を農協は勧める

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「苗半作」という言葉がある
一年の稲作は、苗作りにあるという意味である
良い苗ができたら、半分収量が決まったようなものであるという言葉である
その苗を、農家のために大量に生産して支給する。(農協の売り上げにつながる)
農家は、育苗管理をしなくていいから他に働きに行ける
(育苗管理は、家を空けられない。ハウスは閉めておくと、短時間に中は高温になる。
開け閉めを頻繁にしないといけない。湿度管理もしかり…)

大事な大事な年間半分の仕事を農協は肩代わりしてくれるのである。
これを農協は偉い!とみるか…
農家が手抜きをしているとみるか…

そして全中(全国農業協同組合中央会)はいう。
「国民の食糧を守る大事な仕事だ」と言って政治家に圧力をかけ補助金制度をつくる
その補助金が農協と農家に回る
だから一畳250円でその他の経費がかかってもやり抜けるのである(笑)

それだけではないが…

やはり、作るのが楽しいのである
作るのは楽しい、売るのは難しい

しかし、農家は本当に作っているのか?
それとも単に材料を組み立てているのか…?

その辺を判断できる人が…

 

武田くんは嘆く
留守にした時、ハウスが高温になり
「今年の苗は、油断していている内に焼いてしまった。どうなることか…」

田植え

昨晩、武田くんがきた。
アイガモ農法の武田くんである
市議会議員でも有る。
当店の生産者でも有る
米を持参してきた
冬は農協の肥料運びをやり、春夏秋は大面積の稲作をやっている
全部で25町歩ぐらいだろうか…

「田植えだから頻繁に持って来られない」
と言って

1町歩と言って分かる人は少ない。
1町歩は、10反歩だ。1反歩は300坪だ。だから3000坪である。
多分都会の人は、ウザギ小屋に住んでいるから3000坪と言うと想像できないだろう
通常は、東京ドーム何個分という表現をするのだが、東京ドームがどれ位面積があるのか不明なので

100坪の盛岡ドーム30個分だ(?)

以前と言っても、たかが20年前のことだが、田畑の売買に関係したことが有る
当時、一町歩の田んぼの相場は1000万だった。(盛岡近郊)
畑は300万ぐらいだっただろうか…(盛岡近郊)

ところが盛岡から片道1時間ぐらい行くと、畑は1町歩が30万だったり、ひどい奥地だと3万だったりした。
それで騙されたのが岩洞湖湖畔である。
将来、首都が盛岡から一時間の岩洞湖へ移るという可能性にかけて、タダ同然の土地が高い値段で取引された。
大手一部上場会社から大商社から。のべつまくなし買いまくった。
その土地は今、塩漬けである。

店の近くにも塩漬けの造成地がある。
将来宅地造成の許可が降りると言って買わされたのだが、
標高が高すぎて水道が設置できなくて許可がおりなかった。
毛皮を着た女性にサングラスを掛けた小柄なデブの二人と黒服の5人組が
「その造成地はどこだ?」と店に入ってきた。
ヤクザだ!
小生も負けるヤクザが出てきた。

そんなことがあって以来、不動産は、扱うのは止めた。と言うか
知識も金も無かったので、手を出せなかった(泣)

なんだか話が飛んだ!

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それで武田くんは、規模拡大の父親のせいで大面積の稲作をやる羽目になった
その一部と言っても15町歩だがアイガモ農法をやっている
これは手間がかかる。
田植えをすれば終わりではない。それから
アイガモが逃げないようにネットを張らないといけない
ところがアイガモは稲穂を食べるから、穂が出るまでしか田んぼの中で飼えない
15町歩の田んぼに、すべてネットを貼るのは1ヶ月かかる
つまり最後にネットは貼った時は、ネットをはずさないといけない、
と言う冗談まがいの状況に陥る(冗談だ!)

まして田植えは天気を見ながら、地温を高めて代掻きをしながら苗を植えていく
苗は3日で根付かないと収量が上がらない(健康に育たない)と言う。
十分に地温を高め、水で保温をし、水平に均して、浅く植えるのである。
これをトラクターと田植え機に乗ってやるのである。至難の業である。
順調に行くと三日で根が土に着く(活着という)
ところが寒かったり、水が浅かったり、深植えをしたり、すると何日もかかる
そして水が浅くなると、雑草が出てくる。
水面からちょっとでも葉先がでると、スィ〜と伸びてくるのである
油断も隙もない。
それを3000坪も草取りをするのである(間違い 3000坪×15)
都会の人はうさぎ小屋に住んでいるから、わからないだろうが
6畳一間が1000部屋分である((間違い 6畳×1000部屋×15)
一度6畳一間にゴミ箱を散らしてひろってみてほしい。どれだけ大変か…

ところがそれで米はいくらの売上が上がるかというと
せいぜい1町歩(3000坪)で、150万である。

これで飯が食っていけないだろう!
と多くの人は言う

全くであるが、いろいろと裏がある
その裏は…(続く)

店に行く時間だ。魔子様が叫んでいる「行くよぉ〜」

 

 

 

人口減

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そろそろ準備をしなければ…
以前はドラム缶を二つに割って、それが焼き肉のコンロだった
それが、何回もやるもんだから、すぐぼろぼろになる。

肉を焼いているのか?
炭を焼いているのか?
コンロを焼いているのか?

なんだかわからないのだ!

でもこれはすぐれもの
ガスボンベを二つに割って、作ったものだ。
ガス圧に耐えたものだから、十二分に耐熱構造である。
それに重い。ちょっとやそっとでは持ち上がらない

先日玄米を運んだら足元がふらついた
小生が農業に入った頃は玄米は60kg入りの袋だったが
だんだん農家も高齢になり、17〜8年前から米袋が30kg袋になった。
当時は、その軽さが物足りなかったが、
筋力が衰えた64歳にはこたえる。
30kgを抱えて、段差が登れないのである。(泣)

そんな体力不足ながら、農家に人が集まると言うと定番の焼き肉用の
頑丈なコンロの掃除を始めた
なんせ一冬、雪の下で眠っていたのである。

 

今週の金曜日は、モートンの葬式である
葬儀の司会は、肉食妻帯可の真宗大谷派のモヒカン副住職が勤める。

こんな案内をだした

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの岩泉のもーとんファミリー穴田君が、妻の後を追って東京へ出稼ぎに行きます
すぐ戻ってくると言う確信を持って、歓迎会という名の送別会を開催いたします

平成27年5月29日(金)午後6時〜
八百よろず屋ちいさな野菜畑 こびる食堂
会費、3000円
飲み物持参

参加の方連絡ください

尚「セシウム牛を食べる会」の名簿よりBCCにて送信しました。
このほか、穴田くんに大変世話になった。と言う気持ちを少しだけ持っている人や
大きなお世話をしたけど、少しもお礼をしてもらっていない人や
顔も思い出せないけと、うまい飯を食うか?
と言う人も参加可能ですのでお声掛け下さい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

また一人、岩手県の人口が減る(嘆)

 

漫画募集Ⅱ

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漫画募集のブログを書いたら、なんと山菜やキノコを店に出荷してくれる石鳥谷の熊谷哲くんが、「美味しんぼ」の持っていない巻を持参してくれた。

感激!である。
言ってみるものだ。
「ほとんど読みつくしたから、無い部分だけ補充する」と言う

あとすこし足りないが…(^^;)
また、持ってきてくれるだろう(期待!)

こんどは

「大金募集!」

 

期待?

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「苗はまだ?」と聞く客が多い。
今年の春の準備が遅れているせいも有る。
しかし、大体が、まだまだ早いのである。
本来のパンジー・ビオラは秋植えで冬越しのほうが、立派な株に成長する
「早春から植えられます」と言って春に植えると寒さから、そんなには良くならない

有る客は「今年は、暖かくて10日ぐらい早いから、もう良い。と言っている人がいる」
と言うが、できたらその人が、天気予報をしてほしいものだ。
暖かい日が続いて、寒い日がくる、その周期は誰もわからないというか、
いくら発達した予報技術でも明日のこの付近の天気を当てることは困難である。
(行楽弁当屋のための有料天気予報があるという。それだけカネを出さないと難しい技術なのである)

苗は、当たり前だが”植えるために作られる”
適正な時期に、適正な苗を植えることが適期の栽培管理になる
ところが最近は、「売るために作られる」売れればいいので、売った後は知らない
だから「今年は暖かいから10日ぐらい早くても良い」というのである
そうでないと老化した苗を適期になってから植えるハメになる

そんなこんなで、今までは消費者ニーズに合わせて「求めるままに」売ったが、
今年は人手不足も有り花や野菜苗を他と競争のように早く並べることをやめた。

売上が上がって、客の収穫が上がらない。それが問題なのだが
客は言う

「おたくは、今年は熱心じゃないね」
植物は、周囲の期待にそって熱心には育たない。周囲の環境で育つのである。

 

 

 

本棚

 

玄関を開けて、リビングに入ると上から落ちてきそうな本棚の蔵書の山に圧倒される
その本棚だけではなく、床の上にも座ることころにも本の山々である。

佐々木篁さんの本棚が表紙になった本ができた

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篁(コウさん)の遺作である。
地元紙に毎週金曜日にコラムを書き続け684編になったという(うち100編を厳選)
一年50週だから約14年、役員を定年になってからだから、ほぼこれが仕事だったと思う
そのコラムの内容は、多岐にわたり、さすがにジャーナリストという何でも興味を持って取り上げ、
そして深く深く掘り下げた内容だった。
その内容の源泉になった本棚、この本棚の中を調べながら書いたのだろう
こういう本棚が店に欲しかった(家は天井が低くてどうしようもない)

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当店も時々取り上げてもらったが、当店の縁でつながったものなど当店関係が多い。
そんなコラムを読み続けていると、自然と涙が溢れてくる

そろそろ1周忌だ。
あの驚愕の5月4日の朝の電話が忘れられない

「兄貴が亡くなった!兄貴が…」
末の弟、今スリ米の生産をお願いしている佐々木純さんの電話だった。
コウさんの庭には、紅木蓮が咲いていた。

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(木)は、佐々木の木であり
アドレスのfrimokは、フライディ(金曜日担当)の(木)であった。

父と息子

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久しぶりに北上に行った
一年ぶりだろか?

昨年、7月に入院してから、なかなか行く機会が無かった。
いや実際は、あるのだが車を運転するのが怖かった…
というか、病み上がりで筋肉が衰え、店のトラックハイエースの運転台に登るがやっとであった。
登ったら降りられない(泣)
というか、荷物の積み下ろしには何の役にも立たない
黙ってみているだけである。

先日も、生産者の奥さんの葬儀があったが、ランパスの皿洗いで欠席した。
こちらは軽のNボックスで行こうと思ったが、人手が足りなくて結局皿洗いを外れることが出来なかった(大泣)

今回、副住職(モヒカン坊主)の助手で行くことになっていたが、副住職は急に葬儀が入ったという
本当に亡くなるときは、お寺の売上計画通りに逝って欲しいと思う。
年末年始やクリスマス、幼稚園の入園式などのときは遠慮して欲しい(お寺の内部事情 代弁)

そこで独りで運転していくはめになったが、行った先でも焼香しないといけない
一軒の農家からハイエースに米を積んで(もらって)、それからもう一軒の農家に回った。

なんとか運転台に座ることは出来たが、今度は仏壇のまえに座ることができない
「棒のように」と言う形容詞がある
足を棒のようにして歩きまわる。とか
足が棒のようになった。とか
犬も歩けば棒に当たる、など
棒さんかんざし刺すをみた(?)

いろいろとあるが、棒のようにではない
足が棒なのだ。
むかし、下半身デブという女性に会ったことがある
スカートに隠れているが太ももが異常に発達した女性だった
別にスカートを捲ってみたわけではない
たまたま、触ったらめくれただけである(それはどうでもいい)

その足が足首から膝、太ももまでむくんで、一直線なのである。
つまり曲がらない。
脚が曲がらないと、いいことと、悪いことがある
良いことは「自転車に乗れ!」と強制されないことである
脚が長いから地面についてしまう。
悪くないことは「スピード違反でつかまらない」ことである
アクセルを踏みっぱなしでも「病気だ」の一言で片がつく

しかし、単なるこの症状を治すことができないというのは現代医学はどないなっているのじゃ?
西洋医学は、単に「あふれるほどオシッコがでるように利尿剤を飲め」という
東洋医学は、「内臓に細胞水を貯めこんでおく力が無くなった。内蔵が弱っている。」と言う。
おまけに「酒が美味しくない」というと「そんなにむくんだら当たり前だ!」と一喝された

とりあえず膝が十分に曲がらない、足首が曲がらない。だから正座も胡座もかけない(いびきはかける)
とりあえず中腰で焼香し、話をしようとしたら、なんとなく居づらい雰囲気である
大きな家の奥の一室に祭壇が会ったが、奥というだけでなく静かだった。
本人は言わないが、後から聞いたら、奥さんが亡くなった後、息子夫婦は家を出たという。
なんと…

嫁と姑と言うのはテレビドラマでよくテーマになる
しかし、もっと陰湿でひどいのは農家の長男と父親である
肉親だけに遠慮がない。そして自然相手は、結論がでない農業である。
だからこそ人生に裏打ちされた親としての経験と、若者の旺盛なやる気とのぶつかり合いは激しい
ぶつかり合いや殴り合いの喧嘩から、家からの追い出し、一切無視まで、さまざまな手法で相まみえる

地元の名士だけに、どう解決するのか
見てきた農家は、ほとんどが時間が解決していたが…

どん百姓

「どん百姓」という言葉があるのなら、彼らに送りたい。
と彼に言った。彼は苦笑いをしていた。
彼は高校の時、生徒会長をしていた。
小生は、体育会系のノンポリ派だだから、家と教室とグランドの三角形を三年間うろうろしていた。
だから彼とは話をしたこともない。おまけに彼は、病休で年が2つも上だ

小生が故郷に戻って農業をやるようになって、彼が近くになった。
彼は地元の農業や政治の名士になっていた。
そんな彼に「”秘伝”と言う青豆をやらないか?」と声をかけた

当時、あるグループから”秘伝”を買い求めていた。
納豆に利用したり、新しい企画「秘伝一家」に豆腐や味噌、醬油などを企画していた時だった
そのグループは、枝豆として売り、売り切れないものを大豆として小生のところへ持ってきた
その内に「味噌を作りたい」というので小生の加工場を教えてあげた。
彼らは、大量に作り、町内の役場やイベントで安く売り始めた
彼らにとって大豆が商品で、味噌は余計に出来た余り物なのであるが、量を売りやすいのは味噌の方である
ある年、秘伝が不作の年にであった。
そうすると突然、契約していた秘伝を出荷しないと言い始めた
「種豆が足りない」のだという

「種豆は更新したら!とりあえずこちらは契約だから…」
と言っても、種豆を更新する種代金が高額になる
だから契約は破棄して、自分たちの種豆にする、という話だ。
「あきれた。これでは契約は出来ないではないか?」と言っても、平気な顔だ。

あきらめた。
そんな時に転作に大豆を栽培していた、元生徒会長に声をかけた
「”秘伝”と言う青豆をやらないか?」
当時は白大豆は補助金がでるが、民間育種の青豆は、国から補助金が出なかった。
山形のダダッ茶豆は、茶豆だが県が奨励して補助金を出しているのだろう。だから生産量が多い

白大豆は、国が責任をもって育種開発している。そのため補助金を出して奨励しているし、栽培研究も盛んである
青大豆や黒大豆・茶大豆などの色豆は、育種は民間に任せてあるので、民間の希少価値の”技”であるが、収穫量は少ない

収穫量も少なく、補助金も出ない。そんな青豆をやらないか?と言う誘いに彼は生返事だった。
ただ枝豆としては旨い。
大手の種苗メーカーが「日本一の香り枝豆」として販売を始め、その秘伝を利用した大豆加工品が色々と出始めた。

そうしてるあいだに彼は「種が欲しい」と言ってきた。
最初の年「ずいぶん種が高い」と言い。播種時期がずれてものにならなかった。
二年目は、出来た豆がほとんどB級品。
そして三年目、彼は「40センチの播種機を買った」と言ってきた
秘伝は、覇種間隔が広いのである。つまり大きく枝を広げた状態をイメージして間隔を広く取って植えるのである
狭く植えると最初は見た目が良いが、後半に枝が伸びた時に葉っぱに日光が十分に当たらないので光合成の量が少ない。
そんな大豆専用の播種機が40万もしたと言う

ちょっと心配したが、彼が本業してる稲作は息子に任せて、自分はこれからの大豆生産にかけたようだ。
それが三年目にようやく実った。

持参した秘伝の袋を開けて、小生は言った
「この袋だけ良い豆を集めて詰めたのでは?いくらする?」
「いつもの値段でいいよ」と言う
「いや、それでは申し訳ない。この秘伝ならどこに出しても喜ばれる秘伝だ」
通常、小売業で買い求めている秘伝は12000円だが、8500円で良いという
グッときた

通常なら屑大豆だった二年目のB級品を8500円で買い支えたことを
彼は恩に来ているのだ

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まわる

早朝に台所に立って鶏ガラを煮ている
いや、昨晩から煮ているところへ大根と人参と葱を入れて、生姜とニンニクを刻んで足した。IMG_0657

 

別に何をつくろうというアテもない
様々なことを思い出しながら、ふと思い立ったのである

自然養鶏のルーデンス農場が廃業するという
「今までの御礼に…」と、農場で飼っていた廃鶏をもらったのである
ルーデンスの梶本夫妻とは20年ぐらいの付き合いになるだろうか?

いや奥さんは、新橋の三井物産ビルに勤めていたという
ひょっとしたら田村町の交差点辺りですれ違っていたのだろうか…
そうなると40年ぐらいになる(?)

20数年前農場に努めていた頃、観光牧場だった安比高原牧場から養鶏を習いに来ていた
当時は、様々なところから養鶏の実習生がきていた
農業生産法人として自然養鶏をやっているところが無かったのである
いや有機農業の基本である自然養鶏を体系だてて教えるところが無かったのである

有機農業は「無農薬・無化学肥料の野菜やコメを造っている」と思っている人が大部分だが、基本は自然養鶏である
その鶏糞を畑に利用し、畑の野菜屑を鶏に餌として与える。
稲作のわらを敷きワラに、籾殻を敷料にして、堆肥に利用する。
雛の時は、玄米の小米を給餌して雛の消化能力を高める

などと養鶏と野菜や稲作の農業は、きっても切れないのである
ようするに養鶏をいれると回る(循環型農業)のである。

無農薬無化学肥料の野菜や米でも、良い堆肥が作れないと良い土ができない
良い堆肥とは、完熟した発行堆肥であり嫌な臭いではなくミツバチが寄って来るようなかぐわしい匂いの堆肥である
そして良い土とは、団粒構造の排水性がよく水もちがよく、空気も流れ、肥料をつかむ土である
その土を作るのが有機農業の目的である

今の単なる金をかせぐ付加価値農業や、美味しい野菜や栄養価の高い米などと言うのは、結果であって目的ではない
そのために自然養鶏で健康な鶏を育て、健康な鶏が産んだ卵をたべ、健康な鶏が朝から晩までかき回した鶏舎の床を堆肥に利用するのである。
鶏舎の床は、日々鶏がかき回すことに寄って好気性状態になり、鶏糞の中に含まれている微生物が活発に活動し、有機物を分解するのである。それを利用して、野菜を混ぜて発酵を促進して堆肥や肥料を作るのである
(堆肥と肥料は違います。堆肥は土のために、肥料は作物のために投入するものです。
また堆肥と堆厩肥もちがいます。植物性だけの堆肥と、動物性(畜糞)も入れ堆厩肥)

そんな自然養鶏をやっている有機農家が少なくなった
というよりも、高く売れるからとやっているニセ有機農家が多くなったというべきであろう

ルーデンスの梶本さんは、不治の病だという
もう「緩和ケア」の状態だという

奥さん一人では生産は配達、集荷(飼料をあつめる、おから米ぬか等々)ができないので廃業するという
また一軒、真面目な農家が消えていく。

さぁ野菜畑の自前の養鶏場を作らなければ…

ハッピー(^_^;)

年始休みの朝食は、餅と決まっている
その餅は、あこがれの納豆餅である
幼いころ、もっともっと食べたくて、父の食べた後に
丼に残っていた納豆から引いたねばねばの糸を餅にこすりつけながら食べていた
一家を構えて、ようやく潤沢に…贅沢に…どっさりと食べられるようになったが…
今度は、食道がんで手術痕がふさがり量が入らない(泣)

しかし、納豆餅を食べるために、年末から準備をした
納豆に大根の葉を刻んで漬け込んだのである
それを納豆に入れてかき混ぜて、食べる準備をしていた
根っこに、くっついた大根の葉は、ちょっと固かった。
もうすこし時間をかければよかった。
それとも別の青菜が良かったのだろうか…

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そして次の日も納豆餅である。
「たいこばん」をタップリの醤油で溶き、辛子を入れた。
たっぷり入れたと思った醤油が、すこし足りなかった。(反省)
やはり醤油は、少し多めにかけたほうが…

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正月も4日目になると、いい加減、納豆餅も飽きてくる。(贅沢な悩みだ)
さっぱりと食べたい!と「山岸の冬」をつくる
これは池波正太郎の「鵠沼の夏」のパクリである

池波正太郎が、鵠沼の恩師子母沢寛の自宅に行った時に出された料理(?)だという
夏の暑いさなか豚バラを入れた昆布出汁鍋にウドンをいれ、
しゃぶしゃぶのようにして生醤油で豚脂をからませて食べるのである

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一時これにハマって毎日のように食べたことがある
30代後半だろうか…

最近、冷凍ウドンが、どんどん旨くなって、安くなってきた
これを利用しない手はない
鍋にたっぷりのお湯と豚バラをいれ、(なければもーとんのベーコンでも可)
ウドンが熱くなるまでストーブの上に放おっておく(ウドンはさぬきか…兼平製麺のウドンをおすすめ)
うどんが、いい塩梅に熱くなったら、やおら小鉢に味覇(中華だし)に大量の刻んだネギを入れ、熱湯を注ぐ
そして、ウドンを一本つるつると浸けてすする
美味しかったら出来上がりだ。そのままずるずると大量に小鉢に入れてすする
これは絶品である

これは美味しい汁が前提である
美味しくないのは,味覇がおかしいか…腐った葱を入れたか…
味覇がおかしかったら販売した店に文句を…
葱が腐っていたら、やさい畑が今日から初売りだから、買いに行けばいい

熱湯がおかしかったら、盛岡市の水道局へ…
ウドンがおかしかったら、野菜畑で兼平製麺のウドンを分けてもらえば…

野菜畑にいけば、今年はハッピーじゃ!

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