ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

カテゴリーアーカイブ: 生産者と共に

河内山 耕 君

江刺の河内山から、便りが届いた

「里山生活学校をやっと立ち上げた」という通信である
河内山耕は、元埼玉「自由の森学園」の英語の教師だった
18年前に江刺に入植したが、それ以前に両親が三陸町に入植した
(当店に飾ってある絵は、河内山耕くんのお父さん河内山亨さんが「退院祝い」としてくれたものである)

耕くんは、両親に岩手で就農するように言われたが、気が進まず英語教師を続けいたが
自由の森学園での農業実習で、良いところが無くて自分で始める決意をしたと言う
ついでに、教え子を拉致して妻にしたという(うらやましい?)

山下惣一さんを連れて最初にあったときは豚小屋を改造して住んでいた。
畑はわずか、自然養鶏で生計を立てていたが、徐々に開墾し

今では、様々なものを作り出す「うたがき優命園」として立体農業を目指している
(立体農業=果樹の下に鶏や羊、豚を飼う)

自宅は新規就農資金で基礎と柱と屋根を大工に建ててもらい、その後は長い年月をかけて自分で建てたと言う2階建てである
明るい奥さんは、お菓子をつくり、一菓卵爛(?)と言う菓子工房を作った

そんな河内山君が、今まで行ってきた学習会や観察会。見学会を一連の流れとして「里山生活学校」を立ち上げたのである
部数が5部しかないので早い者勝ちであるが、希望者におわけします。連絡ください

 

 

おひさま米

                       

いつもお米を買っていただけるお客様が、無農薬米の玄米7種類全部を500gづつ買い求めたという
そして家に着いたと思う頃電話で

「おひさま米を5kg欲しい」と連絡があった

「すごいわね、あの人全部炊いて試してみたのかしら…」と店のスタッフが話をしていた
全部炊いて試食するには、時間がなさ過ぎる
たぶん「籾が入っている」とクレームがあったから「籾の入っていないものを選んだのだろう」

玄米にはどうしても、しっかりと籾すりしても籾が残る。白米に精米すれば問題が無いのであるが…
おひさま米の渡辺哲哉は「無農薬米は、玄米で食べることが多いので籾すりには神経を使う。二度籾すりをしている」と言う
それが評価されたのだろう

 

わしの尾酒造

「わしの尾」は文政年間に創業されたと言う古い蔵である。
岩手山が”別名”巌鷲山”と呼ばれるために。”わしの尾っぽの処にあるところ”であると聞いた

http://www.washinoo.co.jp/

 

東京で名前を売れていると言う話が、聞いてみると

「八幡平に学習院の寮がある。そこではわしの尾がよく飲まれた。
それで東京の皇族関係から高い評価をえているのではないか?」

という話だった

陸羽132号

あちこちの酒蔵に、何度か行った。ただの見学である。
おけが一杯ならんでいて、全部試飲させてくれ、帰る頃にはふらふらになる、と言うような見学なのかと思ったら
やはり単なる見学である。まんじゅうを前に置いて、お預けさせられる子供のようなものである。
そして帰りには、いっぱい酒を買わされて帰るという羽目におちいる。くやしい!

そんなことを思い出しながら、今朝はわしの酒造の陸羽132号の仕込みに立ち会った

http://www.ken-ohashi.jp/contents/2b/dagakki3/08series/132.html
店のお客であるカメラマンが、「手作業の部分は今日だけだから…」と言って勧めてくれたのである。

今日は一番最初の仕込みで「添(そえ)」と言う。三段仕込みの最初(一段目?)である。
二段目は「中添え」最後は「留」という

一番最初に水麹をつくりそれを四日間で徐々に酵母を増やす
最初に空のタンクに、水を入れそれに酒母という麹を入れ、麹米をいれ、かけ米をいれる、
この作業の一連を見学してきた

朝6時半、松尾神社に参拝する
八幡平市松尾か?と思ったら違った
京都の酒造りの神さんらしい 

http://www.matsunoo.or.jp/index-1/index.html

それが終わると杜氏たちは、めまぐるしく動く

岩手山の伏流水の中に、麹を発酵させた米を入れ込むのである
発酵させた陸羽をさまして担いでいれるのである。

        

それから酒母という麹菌と米をじっくりと発酵させたものを入れる

                         kk

それを攪拌して温度が一定になったところで熱いかけ米を、温度を下げてからいれ、12.5度まで上げるのである

                                    

                                                                                           

                                                                                                                        

そのタンクを保温している          稲の生産者渡辺晴久君がインタビューされている

今年は陸羽132号が育種開発されてから八八年目の米寿を迎える
その記念の仕込みである

しかし、寒かった、熱燗の陸羽132を一杯やってから見学すべきだったか?
 

人間合鴨

武田哲君がヒトメボレを持ってやってきた

 彼は、合鴨農法で田んぼを15〜6年やっている。
2000年に全国合鴨フォーラムをやったときの事務局長である。
そして今は岩手の合鴨フォーラムの代表をやり全国の理事でもある
岩手では一番広い面積を合鴨農法でやっている。
合鴨農法は、生後2週間で放すのが除草効果が高いと言われる
彼の場合は、田植えと合鴨のネット張り(合鴨逃走防止用)に手間取り、1ヶ月ぐらいかかる。
それぐらい非効率に広い面積を合鴨農法で行っている。
そして、1ヶ月後に放した田んぼは、もう草が生えて合鴨を放しても追いつかない
そこで彼は「人間合鴨」となり、7月〜8月は田んぼに這いつくばっている。
そんな彼であるが、ちょっとマゾ気味の愛すべき人間である。

PTAとJAと政治と、様々な活動を一生懸命している
冬場はJAの肥料配りの配達をしている
話を聞いたら

以前は、JAが直にやっていて1袋「45円」だったが、
JAが定款にない運送業を屋って良いのか?と言うことで
下請けの運送業者に任され、そこに雇われて1袋「30円」だという
ガソリンも車両も保険も自分持ちである

ずいぶん酷な条件ではないかと思うのだが…
彼は、”仕事があるだけ良い”と思っているらしい

そんな彼がつぶやくのは
「今の農家はかわいそうだ。肥料が高くなっても去年と同じ肥料と量を買い、JAの言うことを聞いて真面目にやっている}
(化学肥料が、世界情勢の変化で一昨年の1.7倍も上がっている)
と言う、小生は
「自分で考える農家を育てていないJAが悪い」という
彼は「んでも、っす〜」と彼はJAと農家を弁護するのだが…
そんな会話を何年も繰り返しているのである。

「今日は肥料配りが倉庫の改装で休みだ」と言いながら2時間ほど時間をつぶしていった

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