ワールドカップの日本チームは7カ国の混成チームである。
もともと英国発祥のスポーツなので、世界の植民地に行った英国人が現地の人と一緒の代表チームに入って戦えるようにと言う
現地のラグビー協会所属主義という。
だから日本ラグビー協会に所属する人で、
 日本国籍を有する人
 親、または祖父が日本人
 また三年間日本に住んでいるか…
 他国の代表にならなかった人なら
日本代表になれるという。

ゲームを見ていると、一瞬のスピードで大きな体の隙間をつくのは可能だが
やはりフィジカルな面では、日本人では勝てない
という思いがする。
肉食民族と…草食民族との差を感じるのである。
その差をカバーするのが外国人代表なのである。


以前読んだ本で、江戸末期から明治の始めに来た外国人二人が、二台の人力車を雇って、江戸から日光東照宮まで走らせたという。
人力車の車夫は片道150kmを二日がかりで走りきり、
外国人は、車夫は休みも取らずに帰りも平気だったと驚いて書いてあった。
一日75km人力車を引っ張り、その食事は握り飯だけだったという。
日本人は、穀物食でその驚異的体力を作ったが、穀物食は持久力こそ作れるが、体格的な骨格は穀物では無理だったようだ。動物蛋白が必要だった。
 昔の人の体力は、一人一日、鍬で一反歩(300坪)の畑を耕すとあった。
現代人の小生は、せいぜい一日かかって100坪が精一杯である。
(若い時ならば…)(休み…休みならば…)(翌日は2日ぐらい休まないと…)
そして日本人は、穀物食のために、消化吸収の時間をとるために大腸が長くなったから胴長だという。(短足は個性だ。)
(小生は足が長いので困った。タックルされるとすぐバランスを崩れて倒れてしまうのである(汗)

基本的な体力で差があると、当然負けるだろうと予想が付き、そのとおりになる。
それでは面白くない。想定外が起こらなければ…
そこでアドバンテージとして、現地ラグビー協会主義ができたのだろう。
 卓球は、世界各地に中国人のプレーヤが帰化して、その国の代表となっているという。自国では代表になれない選手たちが、海外に出ていくという。
たしかに華僑という形で、中国人が商売のために海外に出かけて行ったのはわかるが、それもほとんどが、他国でチャイナタウンを作っている。
その国に同化しているのではなく、そこに租界を作っているのである。
だから現地協会主義のラグビーとは、ちょっと違うような気がする。

しかし、いずれにせよこれからの日本のあり方ではないのだろうか…
他国の良いところを取り入れて。良いものを作り、良いサービスを提供していく、
そしてラグビーの日本チームのように、鍛え上げれば言葉が通じなくても心が通じるのだと、最後の記者会見が示していた。
英語と日本語が、飛び交う面白い記者会見だった。
相手に通じるように下手な日本語でしゃべる、
こちらの想いを伝えるために母国語でしゃべる。
それでもワンチームであれば、通じるのだ。
ひょっとしたら領土という土地にとらわれない新しい国家観なのかもしれない。
そしてスポーツ文化と芸術文化が、無事な世界を作るのかもしれない

あるコンビニチェーンが自社工場を田舎町に作った。
そこは…東南アジア系の外人ばかりだという。
それは地域のためになるのか…
またそこに働きに来た人たちのためになるのか…
単に賃金が安いから、大量に連れてきたのか…
もっと違う雇用システムがあるのではないか…