乾燥大豆秘伝


「エダマメという豆は、何の豆だ?」と問う人がいる。
エダマメには、さまざま品種がある。
津軽の毛豆、山形のだだっ茶豆、八尾の枝豆、新潟のくろさき茶豆
札幌みどり、兵庫の丹波黒、京都の紫ずきん、千葉の小糸在来
等々
以上は、ブランド地元枝豆である。
そのほかにさっぽろみどり・湯あがり娘・ゆきみどり・ふさみどり・錦繍等々
メーカー品種が多々ある。
全国で栽培されているのが400種類もあるという

なぜエダマメと言うか?
江戸時代に枝についた塩ゆでの豆を食べながら歩いたという文献が有る
そして、その「枝豆売り」は、貧しい女性が子守をしながら売り歩いたという
そのエダマメは、未成熟の大豆である。
要するに乾燥するまえの大豆の若いヤツを食べているのである。
だから、そのまま畑にほっとくと、大豆になる豆なのである。
しかし、最近と言ってもここ30〜40年だろうか…
エダマメが商品になるというので、さまざまなエダマメ専用の品種ができた。
だからエダマメはマメ科ではなく「野菜だ!」と言っている人もいる
大豆になる前なので、大豆になるときには消えているベーターカロチンやビタミンCなどを含み、脂質や良質なたんぱく質にとみ、ビタミン類、食物繊維やカルシウム、鉄分など多くの栄養素を含んでいる、まったく完全栄養食品とも言っていいほど素晴らしい野菜なのである・
しかし、外国では食べられていない。日本独自の文化なのである。
と言っても、ここ20年ぐらいで北米などで「EDAMAME」として食べられている。
という。
アメリカから大豆を輸入しているのに、エダマメという食文化は日本が輸出しているのである。

そんなエダマメで「日本一の香りエダマメ」という枝豆が有る。岩手に…
「秘伝」という品種である。製法みたいだが、秘伝の製法でつくるわけではない
名前が「秘伝」である。岩手県矢巾町の佐藤政行種苗が育種開発した豆である。
この秘伝は、岩手で育種開発した豆なのに、都会では「山形の秘伝豆」として認知されている。それは岩手の作付面積の100倍栽培しているからである。
山形産が都会中に出回り、ネットで目につくのは「山形の秘伝」という文字なのである。
それは、山形のだだっちゃ豆が、早生・中手・晩生と終わったあと、
最晩生に山形が県の指導で「秘伝」を全面的に栽培しているからである。
これは、減反政策が、とうぶん続くと見た山形県と…
減反政策が終われば米の増産を…と考えた岩手県の見込み違い
または、岩手県の民間育種へのこだわりなのか…
余談(国は種子法の改悪をして地方自治体の大豆と米の関わりを外した。
これによって外資の種子メーカーがどんどん日本に進出してくる。
種子の自己更新ができなくなり、多様な作物の文化が無くなってくる
→別途に記す)

枝豆秘伝

そんな秘伝豆に惚れた加藤淳くんが、岩手山麓の柳沢で農薬を使用しないで枝豆の秘伝を作っている。
秘伝の枝豆は、岩手では9月20日〜10月の10日頃までである。
今年の秘伝は、もう終盤である。
見かけたら、ぜひ買い求めください。