とりあえずビール!
と頼むと…
煮物とねぎとろが出てきた。

蕎麦屋の二階である。

「これでおしまいです。」
と言って、里芋のずんだと
焼き魚が…

  本当は、蕎麦屋だからもっきりか…熱燗を頼みたかったが…
夏は、暑い。夕暮れ時のムッとした時間帯
やはり、最初はビールで…
その次は…友人は「焼酎のそば湯割り」という
こちとらは、やはりまだまだ本調子ではない
「焼酎の水割り」を…

蕎麦屋で酒を飲むのが夢である。
都会にいたときは、当たり前のように呑んでいた。
「得意先に出かける」と言いながら…
故郷に戻ってくると、それができない
なんと言ったって車がないと身動きが取れない
まして自営業は、いつ仕事で呼び出されるか…

だから1月4日は蕎麦屋で酒を日中から呑む日に決めてある。
ところが友人から誘いがかかった。
「三人で一緒に飲もう!5時に待ち合わせ…」この友人は土木屋である。
もうひとりは歳のとった林業家である、そしてなんでも屋の小生と…
業界の違う気のおけない3人が、蕎麦屋の二階で酒を酌み交わす。
話しは…
 千葉の大停電と林業。
 メガソーラーと土木
 ラグビーと地域活性化…
 エネルギーと地球の温暖化
 木工と障害者のしごと
 子どもたちと教育
 日産とゴーン
 原発と賄賂
そしてこれからの政治…

きちんと聞いて反論し、お互いにリスペクトし、改めて蒙を啓かれた。
話すことの尽きない至福の三時間である。

江戸時代は逢引の場所であり、大人の密談場所
西洋から喫茶店が入ってくるまでは、みんなのたまり場
今は、寂れてしまったが、床の間付きの静かな会話の場所
忘れ去られた蕎麦屋の二階を、もういちど…