毎日、高濃度のラグビーを見る機会が与えられて、幸せである。
心のなかには、仕事の一抹の不安があるが…
そのおかげで、ついつい仕事のことを考えながら見てしまう

たとえばスクラムである。
昔は、絵で見るしかなかった。
今は、ビジュアルに見ることができる。
スクラムを組む姿勢、そして足の角度、各ポジションの組み方。
おまけに今は、真上から見ることができる。
これは、へリコプターか?ドローンか?
それとも、カラスか鳩にカメラを積んでいるのか?
と思ってしまうのだが…ちらっと見えたのは、
どうやらケーブルを上に張り巡らして、カメラを動かしているようだ。
いやおかげで、すべて手にとるようにわかる。
すごいものだ。

密集を走り抜けるのでも、
どこでステップを切って
ハンドオフ(手を叩いて相手を押しのける)
で叩き落とすのか…
また、そのやり方や密集の様子が、
後ろから前から下から、自由自在に映像が流れる
すごいものだ。

ラグビーの基本ルールは、前にボールを落とす、投げる、のが禁止である。
そしてボールよりも、前にいてもオフサイドになるから、
ボールよりも後ろに、戻る意思表示をしないといけない。
これだけである。
だから、これだけは言える。
ボールは、ボールを渡した人より、必ず前に出ないとゴールは目指せない
つまり、チームプレーと言いながら、
一人ひとりが、前に出る強い力をもっていないとゲームにならない
ラグビーの精神だという「one for all all for one」は
全員のために一人が…、一つの目的のために全員が…
「皆のために、一人ひとりの強さと、一つの目的に向かう団結が求められる」
のである。しかし、ラグビーはポジショニングによって役割が違う。
大きい人・俊敏な人・足の早い人・力のある人・
それぞれの人々が、その役割を発揮して目的に向かう
ラグビーの基本というかボールゲームの基本というか、チームプレーの基本
であり。それは今の社会の企業のあり方にも通づるのではないか?

と思いながら、それが通じるのは大企業だけだ。
地方の中小企業は、ひとりひとりの弱さを皆でカバーして、
みんなで達成する喜びを分かち合うのことなのか…と思う、