糠漬けを作り始めて、まる2年も経った。というべきか
まだ、まる2年である。というべきか…
2年が長いか短いのか…
それは年月や回数だけではなく、一つ一つの考察の積み重ねによるものだろう

最近わかったのは、「糠漬けは農業である。」ということだ。
毎日毎日、糠を触っていると、塩を降った野菜が
肥料を振った苗に思えてくる

 

農業は、地力を収奪しているから肥料を足しながら種や苗を植える
しかし、地温・気温・水分や土壌条件などの状況で思うように育たない。
人間ができることは、温度に左右されない保温性の有る土壌を微生物の力で作ることだ。(固相・気相・水相の三相構造)
後は神頼みだ。

糠漬けも漬ける作物を気にするが、基本は糠の状況である。
漬けるときは嫌気性発酵だが、毎日の管理は好気性と嫌気性の交互である。

つまり固めて押しつぶして嫌気状態に置いて、ある程度時間が経ったらかき回して好気の状態にする。

そして漬けるときの温度、保管するときの温度をコントロールするために、室内の常温、冷蔵庫内の低温、夜間の管理など糠の中の微生物がいい状況に置けるよう管理する。
それだけで、後は、よく漬かるかは、神頼みだ。

農業と糠漬けはよく似ている。

主役(微生物)が表に出てこない。
出来た作物だけが評価される。

最近、「美味しい」という客が増えてきた。