4月5月と一本しかブログを書いていない。
理由があるのだが…
いつも多分4月5月は少ない。

春の準備といえば格好がいいのだが…
春の準備も一昨年から「花壇苗・野菜苗」の販売をやめた。
これは段取りと、テマヒマがかかりすぎる

以前は欠けたテマヒマ分の売上が上がったが、だんだん売上げ下がってきた。
競争相手が増えてきたのである。
苗の販売は、「土を売る」ようなものである
だから苗生産農家は、安い土を買って肥料を混ぜ合わせるか
大量に培土を自家生産する仕組みをつくる

以前は土が輸入禁止なので、海外からグラスウールに植えた苗を買うか
石に植えた苗を買うかした
「種代や、苗生産のテマヒマ(種から苗になるまでの水やりやスペース)の節約」なのである。
苗専門の大規模農家は、だいたいがそうである
中規模の自家製産苗農家や小規模農家は、培土や苗も自家製産であるが、
北国ではまだ寒い雪の降る2月頃から暖房をして栽培が始まる。
そしてムンムンと蒸し暑いハウスの中で水やりをし、植替えをすすめるのである。
だから苗を値切るというようなことはなかなか出来にくい

ところが大きなメーカーは、南国で栽培し、北国へ持ってくるのである。
暖房などの設備はいらないし、ハウスも簡単なもので早く大量に栽培できる

よく雪形と言われる山の風景が有る
岩手で言えば岩手山に鷲の形が現れたら農作業を本格的に始めるときだ。と言う言い伝えが有る。
そのように自然の状況に合わせて農作業をするのだが
経済は自然と乖離してスタートする
つまり、早く店に出して、買う気をそそのそかし、購入させるのである。
つまり、霜あたって苗がだめになったら、これ幸いと植え替え用の苗をすすめるのである。

それは「もったいない精神」とか「自然に合わせたくらし」とか、
日本人の精神とは、かけ離れたところでビジネスが行われるのである。

儲かれば良いのか?

苗を引き取ったときから、毎日の水やり、終わった花を摘む、病葉を摘む、
そんな手間ひまをかけて老化苗になると売れない。ロスが多いのである。

売上が上がるが、ロスが多い。
毎日のテマヒマが多い。つまり売上の割合に経費がかかりすぎるのである。
それを解消するには量販することが必要なのだが…
競争相手が多くなると、量産することは大量のロスに繋がる

結果として積極的にやらないということがロスの解消になるのか…
農業はビジネスになりにくいのである。

今年は、せっかくの苗の販売を積極的にやらないで時間が出来たと思ったら、
金融機関の契約の更改や、新事業の企画や、友人の死などが重なって、多忙の4月5月になってしまった。

もう一度練り直さないと「地方の小規模小売業の再生」を目指す当方としては、春のスタートがきれない。