最近、やたらとコンビニが目につく
なんだか松園とう言うか、盛岡全体が、コンビニ包囲網に囲まれたのでは…

先日も、何回も店が変わった角地の100円ショップが、いつの間にか三方から入れる大きな駐車場を持ったコンビニになった
どんな強力な100円ショップでも、格安の業務用スーパーでも難しい角地の店舗だったのに…
とても思いつかない大胆な展開だ。

 

コンビニは、ほとんど利用しない。
トイレを借りる時以外は…
むくみを取るので利尿剤を飲んでいるから、近いのである
トイレを借りた御礼に「珈琲」か「暖かいボトルの茶」を買う。
そんなもんだ
と思っていたら、有ることが有って、じっくりと商品を見ざるを得なくなった

当店は、地方の小売店と違って、違うもの…違うのを…と言う商品展開をしてきた
つまり違うものとは“売れないもの”である。
いや”数多く売れない”ということである。
ヒット商品と言うと、すぐ量販店からすべての小売店に並んでしまう
どこで買っても一緒なら、その時の便利さで買う
わざわざ当店に来る必要はない。

ようするに当店はマニアックな人たち(?)というか…
有る自然食とか…マクロビとか…アレルギーとか…
そんな人達利用できる店を目指している

だから、ここにしか無いという物を数多く揃えている
これが盛岡という地方の中小都市の小売業で成り立つのか?
(やってみないとわからない)と言って苦戦している

コンビニで扱っている商品は、当店の商品とは競合しないというのは基本だ。
そこで偵察である。だいたいが競合しないが…

ひとつ見つけた。

「ひっつみ」である。
ひっつみ」は、この付近では、ソールフードである。
東京生まれの魔子様は、客に「ひっつみってなんですか?」と聞かれると
「すいとんです」と返事をする
あの粉っぽい”すいとん”とも違うのだが…

小麦粉を練って、薄く手で伸ばして湯に放り込み湯がいて出汁の利いた野菜汁にひたして食べる。
そのねって湯がいた小麦粉は、スルスルと口の中に入って、ツルツルと喉に落ちていく
こびる食堂のメニューでひっつみセット(ひっつみ汁とご飯)500円は人気メニューである。

その地元の地産地消の…身土不二の…ソールフードのひっつみが、コンビニで売っているではないか?

 

これは厳重に抗議しないと…(怒り心頭!)

しかし、油断も隙もない
全国一律、同商品・同価格・同サービスのコンビニが、
こんなロハス(使い方間違っていない?)な商品を売っていいのか?

これが九州で売れるのか…
粉もん文化の関西ならともかく…
と思ったら裏を見たら「岩手工場」と書いてある。

なるほど現地のニーズに合わせた商品づくりまでやるのか…
恐るべしコンビニ!

しかし、コンビニだらけになって、
人口減少下の地方の中小都市では採算が著しく合わなくなってきたらどうするのだろう

撤退するのだろうか…

先日ラジオから流れてきたニュースで
イオンもファミマも事業本体は赤字だという
小売業のビジネスモデルは破綻しているのだ

農業と一緒で、家族経営でやっているから生き延びているのが実態なのだ
それをわかっているのだろうか…