さまざまな大企業が、さまざまな問題を起こしてマスコミに騒がれている。
ほんの少し前
大企業(一部上場会社)という信用は重かった
商社に入社したときに
一流のところからものを買って、一流のところへ売るのが、一流の商社だ。
と教わった。
一流のところは、万が一問題が起きても対応は万全だ。と想っていたが
「万が一」どころではない。
頻繁に…と言うか、常態化している問題が数多く起きている。
これで一流の大企業といえるのか…
一昔前の言葉が、だんだん軽くなってきた
これは企業の問題ではなく
たぶん資本主義の問題なのではないだろうか…
「そういう宿命にある」という…
資本を投じて利益を上げて経費を賄うと言うシステムは、常に拡大を伴う
その拡大が一杯一杯になってきたのではないか
拡大しないで分散を望んでも、こんどは企業の精神が薄まる
ようするに二流三流になってくる。
はちきれそうに膨らんだ大企業と
二流三流に落ちこぼれた小会社グループと…
そんな大企業グループと、新興企業の争い
そんな構図が頭のなかに浮かんだ。
いずれにせよ
グローバル、はどこかで行き詰まるだろうと思っていたら
さっそく自国最優先のトランプが出て世界に広がっている。
そこから戦争になるのか…
その土地に根ざした循環型家族経営が、一番安心できるのか…
ところが人間は、「野心という向上心」をもった動物である
「少欲知足」と言う言葉が、身にしみて思うのは、いつのときか…
冬の時代に向かう朝の戯言である。