ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

白菜の季節

白菜が一つ余った。

二つに割り、半分をもう半分に割る。

4分の一になった一つは大蒜と生姜に漬けたピーマンを刻んで散らし、塩漬けに…

そしてもう四分の一になった半分は甘辛の白菜漬けに…

あと二分の一は和布蕪「めかぶ」と小口切りの唐菓子をチラシて、とろりとしたピリ辛の塩漬け

白菜は楽しい。

蒸してもいい。
炒めて片栗粉のとろみを付けても…
味噌汁に入れても…

白菜は色が着いていない。
どうにでも染まる

しかし、やはり秀逸は漬物だろう
キムチにしても…
ごま油と絡めて中華風にしても…

そしてブレーンな塩が一番似合う

そんな白菜みたいな漢になりたい

 

教えて欲しい

フェアートレードのチョコレートが並んだ
恒例の冬の商品である

いつも売っているのだが…
いつも思う
フェアートレードは良いことなのか?

ようするに海外の貧しい国の生産者から直接購入することによって援助する
ということらしいのだが…

貧しい国!貧しい人々!と言う位置づけが、こちらの上から目線ではないか…
経済的に優位に立っているから支援する
しかし、精神的には優位に立っているのだろうか…
また、金銭的に援助することで、貨幣経済に巻き込んでしまうのではないか?
彼らはちがう価値観で生きているのだ

ブータンは幸せ度が世界一だという
さまざまな国の幸福感が違って良いのではないか?
それを資本主義拡大経済の中に引き込んでしまうのが良いのか?

いつも考えてしまう。
正解はみつからない

教えて欲しい

初冠雪

岩手山に初雪が降ったとニュースで流れた
今年の岩手山は、多く雲に隠れている

ようやく山頂付近に冠雪がみえた
もう10月も終わろうとしている

お山に三回、雪が降れば里に 雪が降るという

雲に隠れて何回も降っているのだろう

いつ雪が落ちてきてもおかしくない寒さだ

 

ファスト風土化する盛岡

新聞か…ネットで読んだ。

大手ショッピングモールや、コンビニチェーンが、「事業本体では赤字だ」という

ようするに、本業の物販では利益は出ていないと言う
不動産や金融で利益を出していると言う

大手は金が回っているから金融機関がカネを貸す
その金で不動産投資や、金融で利益を出す
大手の輸出産業も為替差益である。

土地を借りて(買って)建物を建て、人を雇って、商品を仕入れて、利益を載せて販売する。
と言う仕組みが、成り立たない世の中になってきた。
一番目立つのが、地方の中小零細小売業である。

老舗の中小零細小売業がどんどん廃業に追い込まれている
盛岡でも何軒もでてきた。
盛岡は、商業の町である。
高度成長経済期に溜めた金を不動産に投資して、それを売り払って生き延び、店主の年金もつぎこんできたが、いよいよ尽きてきた。
それ以降のトレンドに乗って開店した新しき店も続いていかない。

当時、東北では唯一シャッター街が無いと言われた盛岡の街も
H15年のショッピングモールの出店から始まり、モールが街を囲むようにでき、中心市街地の商店街は壊滅という状況に陥った。

その出店反対運動の公聴会(?)のときに、若者が大きな声で発言した

「モールが来ないと盛岡は遅れてしまう」

まさに、たった15年で盛岡は他の街に遅れず「ファスト風土化する盛岡」と横並びになった。

ちいさな個性的な店が集まる商業都市が、盛岡だったはずなのに…

特別に個性的で、地方に根付く小売業でありたいと思う「ちいさな野菜畑」であった。

 

 

アテンダント

以前、「アテンダント」と言うものをやったことが有る。
新宿で一番大きいデパートで、一日付ききりで説明をする仕事である。
ついでに品物が売れれば、それが一番いい。

商品は「遠赤外線」である。

当時遠赤外線は、コマーシャルで流れていた。
有名だが、誰も本当のことは知らないと言う”もの?”である。

赤外線は知っているが、触ったことがない!という人ばかりだ?
そんななか、「遠赤外線とはなんだ?」という説明をしなければならない。

 

一応パネルを飾り、説明用の商品を持ち、手持ち無沙汰だった。
ひやかしのような客も来た
真剣に問いかけてくる客も来た。
何もわからない人も来た。
詳しい人も来た。

アテンダントというのは、最初の一言でどの程度の知識を持っているのか?を判断して説明をしなければならない。
こちらの知識を総動員して説明しても相手がそれを上回る知識を持っていたら聞く耳を持たないし、売れない。
相手が知識を全然持たなかったら、いくら説明しても意味を持たない。
相手の持っている倍の知識を持たないと、わかりやすい説明は出来ないのである。

遠赤外線の石というのが、商品に有った。
天ぷら鍋に入れると、からりと揚げる
甘藷を焼くとホクホク焼ける

と言う物であり、ある意味では偽物である。

 

面白半分に買っていく人がいる。
「嘘だろう」と突っかかってくる人もいる。
そういう人には、本当のことを言う
天ぷら鍋に入れると、石に蓄熱されて油温が下がりにくいのです。
だから高温でカラリと上がります。別に遠赤外線のせいではありません

甘藷は、温かい石に漬けると伝導熱で均一に焼けます
調理の基本は「均一」です。だから美味しく焼けます

遠赤外線は輻射熱ですから接して、遠赤外線効果があるということはありません

そろそろ遠赤外線の下着が売れる頃です。
遠赤外線を発するという物質を編み込むことに寄って、そこに蓄積されて暖かさが持続します。温めるまでに体温から熱が奪われます。

しかし、世の中、”効果があれば理屈はどうでもいい”と言う人が多いのである。

だから「一人ひとりの相手に納得させる」というのが、アテンダントの仕事である。
そしてそれは、営業としての仕事でも有る。

売る

最近「売る」ということを考えている。
「売る」とは、どういう事か…
単純には「ものを金に換える」事なのだろう

昭和40年頃から、末端の小売業が変わってきた。
食品では八百屋・魚屋・肉屋から、スーパーになってきた。
雑貨も量産品がでてきてから、スーパーで扱うようになってきた。
ようするに日本型〇〇屋が、アメリカ型量販店になってきたのである。
それは物を並べる、欲しい人が選択して選べる。と言う方式である。

それまでは、ものが乏しかった。
小売店がお客の顔が頭に浮かび、市場や問屋から欲しいものを代わりに選んでいた。
だから小売店は、客の家族構成から好きなものから好悪の判断基準まで深く知っていた。
その時代は、戦後と呼ばれていたが、そこへ高度成長期がやってきた。
不足していた物資が、生産設備の改良や流通ルートの整備でどんどんものが溢れ、選べるようになった。
そしてスーパーと呼ばれる量販店である。
効率化した店内は物が溢れ、人々は選ぶという楽しみを知った。
大きな店内に豊富なものが溢れ、中小の店は駆逐され、商店街が消えた。

「それも時代の流れだ」と言いながら、その影で買い物難民がひっそりと生まれていた。
今は、団塊の世代が大量に定年を迎え、車の免許を返上し、団地は歯抜けとなり、子どもたちは都会へと就職し、コンビニは過当競争で人口減少下の街は撤退が続く。

ものは揃っている、ネット環境も良い。
贅沢さえしなければ、何もいらない。
テレビとパソコンで情報は入る。ネットで物は届く。
食事も弁当が配達されれば…
一日話をしなくても、済む。

そういえば東京に住んでいる人が言った。
「朝から晩まで、一日話しなくても良くなった」
生の言葉を聞くのは、コンビニの

「いらっしゃいませ、こんにちは」

である。

初めて営業という仕事に携わったときに

「売るとは、自分を売るのである」

と教わった。
「会話の中で、さり気なく相手のきもちを聞き出す」
相手の気持を読み、何を考えているのか…を想い
察してやる

ものの説明をして、ものを売ることではない。

そんな会話が無くなったときに街のコミュニティも無くなった。
それを復活する方法を、今作ろうとしている。
しかし、今の若者に、そんな会話ができるのだろうか…

あせりとあおり

ちかごろ「あおり運転」が問題されてニュースで様々に取り上げられている。
ヒョとしたら小生の運転もアオリか?

大体が土日は、道路が混んでいる。
そこへ、時間に追われて走っているのである。
弁当などは時間が決まっているから早めに出ても、信号を右折できない車がウロウロしている。
心のアセリが、運転のアオリを生む。
ついつい車間距離が短くなる。
スキあらば、右でも左でも抜いて行こう。
右折できない車がいたら、後ろから追い抜かしてしまえ

そうでもしないと弁当の時間が間に合わないのだ

運転に自信のない人は、平日の昼間に走ってくれ
慎重運転に自信のある人は、夜中でも良いが…

 

そういえば、家族を乗せて走っていたときに、
小学校の息子が言った
「お父さんの顔見て、あわてて右折していった」
だいぶ前の車に、接近していたような気がする。

 

いぜん交差点で停まったときに
うしろのトラックから降りてきた腹巻き姿のおっさんがいた。
小生の車に近づくと「おい」と声をかけてきた
「何か?」と振り向くと…
何も言わずに「いや」と言って車に戻った
何回か、ブレーキランプがつくかどうか?
確かめながら走っていたときだった…

 

そういえば前を走っていたパトカーに近づいていったら
パトカーの後部窓ガラスに、電子掲示板で表示された
「車間距離をあけなさい」と褒められた。


40を過ぎたら自分の顔に責任を持て

と言う

人生は迫力だ!

とうひょう

投票に行った。
棄権したことは一度もない。
いやひょっとしたら、一度ぐらい有るかもしれない。
投票には「行かない」と言う人もいる
小理屈を言っているが、何を言っているのかわからない。

小生は素直(?)だから行くことにしている。

日曜にも店は、やっている。
だから、朝7時に行くか?
店が閉まってから行くか?
どちらかだが…

台風だから帰りは、大荒れになると思って、朝行った。
魔子様は言う
「朝は、ヒマな爺さんや婆さんが多いから混むよ」と言う
(魔子様は自分たちの年齢を考えたことがない。
自分たちも立派に、爺さんと婆さんなのだが…)
そういえば、朝、行ったことがない。
店には7時に着くように行くが、大体が遅れている。
介護の朝食や、トイレやブログで、いつも朝は大忙しなのだ
だから、いつも帰りに寄るのだが…

投票所は歩いて5分、車で1分の活動センターだ。
7時5分に着いた。やはり受付の前で10人ぐらいもう並んでいる。
ようやく投票所の中が見渡せるところまで来ると、なぜ並んでいるのがわかった。
途中の投票券を渡すところで5人溜まると、入場制限をしているのだ。

馬鹿じゃないのか?

爺さんや婆さんだから、長い人生、いろいろ考えることも有るだろう
”自民党にいれようか… 共産党にいれようか…”
”頼まれた創価学会か…”
”いやいや、トランプもいいから共和党も…“

などと考える人が多くて、入場受付の制限で行列は長くなる。
その内に行列が外へはみ出し、ゴミ収拾場所までいくぞ!
雨が強くなってきたら、どうすんだ?

と思いながら受付まで来た。

入場券を出した。
夫婦のセットの葉書の入場券だ、一枚に二人の名前が書いてある。
受付の二人の若い人の一人は、その葉書を切り離そうとしている
「二人だから良いだろう」と言うと
一人が小声で「投票は独りで回りますから…」と言う
今まで66年間そんなことは無かった。

見ていると手が震えている。
折り目から、きれいに切り離せない。
最後のところがもうギブアップだ
もう一人の受付が、後ろを振り返り「ハサミ」と叫んだ。
後ろの連中も、ハサミを探してウロウロする。

麻子様こころのなかで
”切り離すのなら最初から用意しろよ”

こんなことが有るから行列は長くなるが短くなることはない。
しかし、毎回こんな事だったのだろうか…
今までの人は、握力が(指力?)が強かったのか?
投票券を良心的な印刷所に頼んだのだろうか…
ひょっとして急な解散だったので値切って、
ずさんな切り目の悪徳もりかけ印刷所に頼んだのだろうか?

そんなことを思い出しながら投票所を後にした。
行政の仕事として選挙は公平と言うなの大事な仕事なのだろう

だから多分、上司から、きつく言い含められた作業で朝一番
ドスの利いた声で「夫婦だからいいだろう」という声に、震え上がったのかもしれない。
悪いことをしてしまった。
こんなことでノイローゼになったら小生の責任か?

「公務員になってよかった」
と言う若い娘がいた。その娘もノイローゼ気味だった。
「うちの子は公務員にならなかった」
と誇らしげに言った母親もいた
「公務員という選択肢はなかった」
公務員をみると、そう思う

大根の煮物

以前、雇っていた女の子が亡くなったと聞いた。
乳がんだという。

そう言えば…10年ぐらい前だろうか…
働いていたときに、なんとなくおかしい感じがした。
真面目に一生懸命働いて、店の戦力としては十分の力になっていた。
子どもを3人持ち、上の子が受験生の時代に当店で働いていた。
最初は「今まで短期でしか雇ってもらえなかったので…長く働きたいのですが…」と言っていた。
今までの人と比べて十分な働きをしてくれたので、それはこちらも歓迎していた。
ただ、それも限界が有った。
収入の上限が103万だったのだ。それ以上になると「扶養が外れる」と言う
それはそれで、こちらも仕方がないと思っていたが…
それでも一番長く働いてくれたのだが…

忙しくなって人が足りずに
その穴埋めに、新しい若い娘をやとった。
その若い娘も一生懸命に働いてくれた。
103万の制限がある子は、制限一杯働いてもらうことを約束して
若い娘を主力に据えた。

そうするとその子は、「他で働きたい」という。
103万の制限一杯働いて、他で働くとは?
そうすると「こちらを辞める」という。
「辞める」と口に出したら、なかなか引き止められない。
「仕方ないね」と言って、辞めていったが…

 

「旬の野菜を小鉢に…」と言っても、
いつも「大根の煮物を作りましょうか?」と口癖のように言う
お米を研ぐときは「必ずザルで…最初は手早く…」と言っても
いつも話をしながら、お釜に米と水を注ぎ、研いでいた。
一生懸命に真面目にやるのだが…
なんとなく、心ここにあらず。と言う働きぶりだった。
受験生がいて幼い子供がいて、旦那の面倒を見て大変なのだろう…と思っていたが…
どうやら乳がんの手術を受けて、再発に怯えて日々の暮らしをしていたようである。
子供の学費や先々のことを考えると、もっともっと働いて金を稼ぎたかったのだろう

季節感を出すために小鉢は旬を意識してと言い
「大根の旬は、今じゃないだろう」ときつく言うと
「今です」と強情に言い張った夏の日のことを思い出す。

 

 

 

 

 

ピンポイント

弁当の配達は楽しい。
相手は腹をすかしているから
「待ってました」と歓迎される。

それでも歓迎されないときもある。
遅れたときである。
一度は、ひったくりのように弁当を持っていかれたことも有る
また一度は「だからこんなところに頼むのはいやよね…」と嫌味を言われたことがある。

それでも遅れることは、あまりない
なんとか10分前から15分前に着くように心がけているからである。
どこかの弁当屋のように「遅れたら金を戻せはすむ」と思ってはいないのだ。

そこは二階だった。
以前も来たことが有る。
二階は弁当の配達はつらい、
弁当が持ちづらいので、二回三回に分けて持たないといけない。
まして今回は、味噌汁付きである。
鍋も持たないと…

しかし、よく見てみたらエレベーターが有った
”ラッキー!”
台車に乗せてエレベーターに乗り、二階に上がった。
歌声が聞こえた

どうやら集会の最中だ。
しばらく待った。5時の約束だから15分前だった。
歌声がやんだ。
近くの人に声かけた。

「すいません弁当の配達なのですが…」
「えッ?5時の約束では…」
「15分前では、いけないのですか…」
「ちょっと待って下さい」と言って15分待たされた。

こんなところは5分遅れたらイヤミを言われそうな気がする。

こんなにピンポイントで配達時間を指定されては…

 

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