店に戻ると、机の上に大きな箱のでん六豆が置いてあった
「山形の田中さんがきて、おみやげ!
コーヒーを飲んでいった。」と魔子様が言う

懐かしい、でん六豆だ。

デン デン でん六豆〜うまい豆〜

小さな頃よく流れていたコマーシャルだった
あ〜そうか…あれは山形のお菓子だったのか?

ふと魔子様に聞いてみた

「小さな頃、デンロクマメ!よく食べたよね〜」
「知らない」とにべもなく…

ひょっとして東北だけの地域限定商品だったのか…

 

山形の田中さんは、東北農家の2月セミナーの仲間である。
いや仲間だった。
田中さんはとっくに…小生は昨年、卒業した。
もう2月セミナーは何年続いているのだろう…
最初に出かけたのは平成6年の11月か…12月の八戸だった。
当時「二月セミナー」と言う名前ではなく、
農山漁村文化協会(略して農文協)主催の「中期講習」という名前だったような気がする。
それが予算不足で農文協が主催を降り、参加していた人たちが
「会費を出し合って自主的に続けよう」「毎年2月に…」
「講師の内山さんには、謝礼は少ないが…集まった会費で…」と言うと
「私も学ぶことが多いので参加費を出します」と哲学者の内山節さんは言う
招いた講師も参加費を出すという珍しい勉強会が、毎年2月に二泊三日で仙台で行われている

当初、農文協が主催だったので農家がほとんどだったが…
その中で農家になろうという田中さんや…農家の意識に近づこうという小生や…
農家以外の人も数少ないが入っていた
田中さんとは、長い付き合いである

そんな彼が昨年の岩泉の災害でボランティアにきたときに
「ちいさな野菜畑」という看板を見て「もしや…」と入ってきたのが数ヶ月前である
彼は、山形の有る町の社会福祉協議会に所属していた。
そんな劇的な再会をして、今回は留守をしている間に通り過ぎてしまった。

色々な出会いがあるものである。
また会えるだろう。

 

そういえば2月セミナーの仲間だろうか…
中期講習の仲間だろうか…
俵型のモナカである
通常、仙台のお土産だったら三色の白松がモナカだが…
たぶん宮城の南の方から持ってきたからだろう