家庭菜園があった
店から車で7〜8分のところだ
家庭菜園と言うには、大きすぎるか…。
一区画20坪ぐらいある感じだ

平日の昼間に二人の初老の人が作業していた、

多分定年退職して家にいたたまれず、出てきた人だろうか…
農作業が好きで一日、ここで過ごしている人だろうか…

様々な野菜を植えてある
トマト・ナス・胡瓜・葱・水菜・ブロッコリー…
みんな少しづつである

 

昔、水沢の古老に話を聞いたことがある
彼は専業農家だが…
息子に譲って、自分は自給用の野菜を作っていた

彼は独特の笑みを満面に浮かべて語った。
「一反歩の畑で、朝から晩まで一日働いても、夏場でも体が疲れない」と…
そのコツは、「15分おきに作業を変えることだ」と言う

種まき、畝お越し、定植、葉摘み、土寄せ、農薬散布、収穫、片付け、
一つの作物に成長に従って作業が有り、それが多種類の作物が重なり合い、
雨の作業はできなくて…天気の段取りもいろいろある。
そんなことを思うと、やるべきことがちいさな面積でも一杯ある
それを15分毎に変えるのである
立ったり、座ったり、体全体を使ったり、手先を使ったり
頭の中は
次の作業を考えたり、目の前の作業の判断をしたり、天気の状況を考えて次の作業の段取り
あっという間に一日が過ぎる

 

これが広い面積だと
一つの作業時間が長い。
同じ姿勢を続けないといけない
身体がもたない。機械化する。機械でできないことも有る、人を頼む、重労働をする人がいない、外国人を使う
大規模面積は、効率よく土地を利用すると言う名のもと、人間を酷使し原価を高くするのである

小面積は身体を使いながら、取れた野菜でエネルギーを補給する。循環する。
原価は発生しない(?)身体は健康になる

人間が一年間の食糧を得るには5畝で十分だという
5畝は150坪である。