岩手にも、ようやく春が来た。
庭の福寿草が黄金色の蕾が開き、
緑の水仙が勢い良く空に伸び、
黄色や紫のクロッカスが、あっという間に花を開いた。

そんな中、シバも、おがってきた。

これはシバである。
おじいさんのシバである。
市原悦子と常田富士男の日本昔話によく出てくる。
おばあさんは川へ、洗濯に…
おじいさんは山へ、シバ刈りに…
の「シバ」である。

現代のシバは、夫婦に亀裂をもたらす緑の芝であるが…
おじいさんは、クラブを担いで芝刈りに…
おばあさんは、愛人と命の洗濯に…
と言う現代のシバは、さまざまな問題を引き起こす
これは昔話の「シバ」である。
漢字で「柴」とかく

ようするに雑木のわきから萌芽してくる若い木々のことを言う
このわきから伸びてくる柴を刈り取ってやらないと、木々が暴れる
つまりヤブになる、
それを刈り取って散髪すると武蔵野のような素晴らしい雑木林ができる、
春は、地上までさんさんと陽が入って山菜が芽を出し、夏の新緑が木々の光合成を促し、秋の紅葉を彩り春を蓄える落ち葉となる。

柴刈は、大事な山の手入れである。