「被告 入道」という名が「被控訴人 入道」に変わった控訴審が始まった。

昨年の4月末に始まった事件は、いよいよ山場に差し掛かった。
調停で5月〜7月
簡易裁判所で8月から11月
そして12月から地方裁判所である
こんな些少な(失礼)事件に、これだけの年月と人員を費やして国家的損失ではないか?
と思うのだが…

振り返ってみると
調停は、不成立
盛岡簡易裁判所は、和解を求められて、当方が1万円支払うという和解案をだしたが
先方は、それを蹴って、判決を求めた。
裁判官の判決は「当方に5000円を支払え、訴訟費用は相手が8割、当方が2割」という
相手方が悪いと言う判決だった。

そこで相手は、盛岡地方裁判所に控訴した
相手の言い分は「裁判所の認定が間違っている。当方の口車に乗った」と言う控訴理由である。
小生は口が上手くない方なのだが…

とりあえずわけの分からない”控訴理由書”が出てきた
それに「反論の答弁書を提出しろ!」という裁判所からの指示である。
その答弁書を書くのに時間を費やした。
集中して5時間、かんづめになって夜中に机に向かった。
とりあえず、何を問題にしているのかわけのわからない控訴理由なのである。
途中で放り投げた。

裁判所の事務官から電話がかかってきた。
「本日が期日ですが…まだですか?」「えっ!明日じゃないの?」
事務官は、どうでもいいと思っているのだ!こんな事件は…
こちらも、そうだが…
日にちを間違えた事務官は
「当日、本人が出席するか?どうか?」を聞いてきた
代理人(弁護士)を雇う程ではない。
「当然出ますよ!しかし、どのように書けば良いの?論点がわからないのだが…」
と聞くと
「書いて有ることを事実と認めるか?認めないか?を書いてください」と言う
だが相手の控訴理由書は、自分の”思い込み”を元にかいてあるのである。
こんな控訴理由は、裁判所が控訴却下とういう門前払いするべきだと思うのだが…

酒を飲んでも美味しくない
期日までに仕上げないと…と言う思いが…
これに関わっている裁判所の人達の迷惑になる(控訴人ではない!)

そんなこんなで当日の朝、向かった。
雪道が混んでいるかも知れない。と思って出たのが30分前に着いてしまった。
流石に地方裁判所は最初から法廷である。
調停や簡易裁判所は、円卓だった。
法廷の被控訴人席で待っていると、裁判官が3人出てきた
調停や簡易裁判所は、裁判官が1人だった。
時間になった。
相手が未着である

裁判官が当方に直接、口をかけた
「前回の判決は5千円でしたが、和解のときに1万円支払うと言っておりますが…
それは変わりませんか?」
「一旦言ったことの責任を取りたいと思います。1万円で解決するならお願いします」

こんなやり取りが続いたが
相手は未着である

5分すぎた
事務官が電話をかけに行った
「繋がらない」と言う

10分過ぎた。
裁判官が「”判決に不満だ”という控訴人が来ないので、裁判は休止をします」
と言う
「控訴棄却ではないのですか?」というと
「控訴棄却は、相手がいなくても審理して判決だしますが…
控訴休止だと、当方のリスクが少ない」と言う

意味がよくわからないが…

ようするに相手が”時間を間違えた”などと言って裁判を再開しても、
当方は反論が済んでいるので「出席の必要がない」と言う

なんだかよくわからないが
こんな裁判の結果でいいのか?

裁判所の正面玄関で、「全面勝訴」というプラカードをぶら下げて走りたかったのだが…