年が明けて米の動きが悪かったが…

最近動き始めてきた。

嬉しいことに、こびる食堂の白米を、すべて五分搗きに変えた
「美味しかった」
「どうやって炊くの?」
「白米と変わらない!」
と悪評は、余り聞かない

分搗きで糠を残すと、硬めになったり、匂いが残ったり…様々に影響がでる。
それを二回、小米選別器を通して細かい糠を採り、炊き上げる時間を少し長めにするなど工夫をしている。
当店で出している白米と、炊き上げは、あまり変わらないようにしているが、
並べて比較すると、色の違いは歴然としている。
だから当店の「五分搗きをほしい」と言う注文が入る

五分搗きは、こびる食堂では自家炊飯ように常備しているが…
店頭で販売しているのは、白米である、
そして、このごろ「五分搗きがほしい」と言う注文が入る。
それも「2kgでいい」と言う

今まで”白米の精米”や”分搗き米”の3kg以下は断っていた。
精米機の中に玄米を10kg入れると、約1kgの糠が取れる
出来上がりが9kgになるのである。
(「精米代を取るのなら、糠も返せ!」と言う客がいた。”もっともだ”と返した)
だから3kgなら300gほど糠が取れ、2.7kgの仕上がり重量になる
ところが精米すると、玄米が精米器の中に残るのである。(残米と言う)
連続精米は、残っても次回に繰り越されるから問題はない
ところが「品種」や「分搗き」を指定されると、残米が次回に繰り返されない。
つまりロスとして、取り除かないといけないのである。
だから2kgを精米したり分搗き米にすると、1.8kgではなく、1.7kgや1.6kgになって仕上がる。
歩留まりが”悪い”のである。

「だから出来ない」というのではなく「歩留まりが悪いですよ」というようにしている。
しかし、ここへ来て2kgの注文がおおい。
「一人暮らしで…」と言う理由である
「一ヶ月に2kgもあれば…」と言い
「冷蔵庫の野菜室に入らない」とも言う

米を売りながら、人口減少の家族関係を如実に感じる問題である

団塊の世代が、子どもたちが家をでて、定年になって、夫婦の片方が亡くなって…
一人暮らしが増えてきている。
従来は、子どもたちに引き取られて…孫達のお守りを…
と言うような形で、吸収された大家族だったのが…
家族関係が希薄になったのか…
嫁との関係や、婿との関係など、煩わしい人間関係がいやになったのか…

元気な老人が多くなったのか…
大家族も見えなくなり、一人暮らしが増えつつある。