栄養指導と言っても、ようするに、食べている量の数字分配にすぎない

タンパク質は何グラム摂っているか…
脂質は何グラムで
塩分は…

そして余っている分を減らせ!
減らす代替商品を提案する
それが栄養指導である

小生の場合、絶対量が足りないのである
今の栄養学は十分な摂取量が確保されていることを前提として、偏っているから変えろと言う
食道がんの手術をした執刀医は術後
「高蛋白高脂肪の食事をしろ!」と指導した
術後5年、足がむくみすぎた小生に、腎臓リュウマチ科の主治医は
「逆です」と言った
管理栄養士は
どちらとも、はっきりしなかった
なぜか朝のお菓子の一口を
「替えてチーズにしたら…」と言うアドバイスだけだった。
糖尿の心配をしている総合診療科は
「血糖の波が大きくならないようにのべつ幕なし食べるのは、それでいい」と言う
消化器内科は
「食べる量を増やすには食道を広げないと…バルーンやる?」
ようするに食道に胃カメラをいれて風船を広げるのである。
もう10回以上やっているが、体の中というのは柔軟である。
風船が膨らんで食道が広がっても、すぐもとへ戻るのである

要するに西洋医学は、その場その場の対処療法である
そこで東洋医学の鍼医が登場するのである

「酒飲めばいいよ、酒呑めば…。」
「蒸留酒はだめ。醸造でないと…酒やワインは良いがウィスキーはだめ!」
「汗を出せ。汗を…風呂に入って…」
「水分を取るな」
「足のむくみは、身体が水分を保持できなくて下におちるのだ。内蔵を強化しないと…」
そして
「バランスが良ければ、それでいい」と言う

「救われる」

 

昔、と言っても15年まえぐらいか…
鷹觜テルという栄養学者の晩年に知り合った
某国立大学の名誉教授をしていた
栄養学で有名な先生だった。
医者と一緒に山梨の山村棡原村の長寿の健康調査をした
長寿の村が、街へ続く道路が一本通っただけで「逆さ仏の村」になったと言う
ようするに高齢者よりも若者から先に亡くなっていくのである。

これより引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(古守豊甫・鷹觜テル著『長寿村・短命化の教訓:医と食からみた棡原の60年』(樹心社、1986年)より)

山梨と長寿との関係については、もっと古くから注目、研究されていました。
それは、急峻な山に囲まれた地域、上野原市「棡原」地区の長寿の状況です。
棡原の入口にある記念碑「長寿村棡原」には、次の言葉が刻まれています。

『・・・古来、村人は健康で人情に篤く、粗衣粗食、耕雲種月の日々を楽しんできた。
穀菜食を主とし、肉食を嗜まず女性は多産且つ母乳豊富、老人は皆天寿を全うしまさに、身士不二の桃源郷である・・・』

昭和43年、この棡原住民の生活を微に入り細にわたって疫学調査したのは、甲府市の古守病院院長・古守豊甫と東北大学医学部の近藤正二教授。彼らは、雑穀や野菜を中心とした粗食と、高齢になっても辞めない(定年がない)労働が長寿の元になっていると分析しています。
厳しい生活環境であるにもかかわらず、住民は、腰も曲がらず、寝たきりになることもなく、夫婦ともども長寿を全うする棡原の住民。経済成長が山間地に及ぶと、生活習慣は大きく様変わりしました。
80・90歳代の親よりも、50・60歳代の子どもが生活習慣病になり、親よりも先に亡くなってしまう「逆さ仏」現象が目立つようになったのです。
古くから当地の疫学研究を続けてきた古守医師と、栄養学者の岩手大学・鷹觜テル教授は、棡原に起きた短命化現象を研究、昔の食生活に比べ、住民の動物性タンパク質や脂質の摂取量は増えた一方、各種ビタミンやミネラル、食物繊維の摂取量が減少していったことから、両氏は、食生活の変化が長寿村・棡原を崩壊させたと結論づけました。

健康長寿日本一に関連深い山梨の郷土食「ほうとう」

引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

その鷹嘴テル先生と出会って話をお聞きした

先生は「講演会が終わって質問の時間になったときに
有る女性が”先生!それでは私たちは何を食べたら良いのですか…?”」

聞かれて先生は、答えられなかった。
「”これは食べて駄目”とばかり言っていたのである」
その後先生は色々と考えた。行き着いた答えは

「体の栄養と、心の栄養」である。

体の栄養ばかり訴えても、心がついてこない
満足感や食欲など、ある程度心を充足させることが必要だと、気がついたのである
先生は、それを文字に書き表したいと言って「筆記をしてくれ」と頼まれたが、当時もめちゃくちゃ忙しい時代だった。
ついつい「いつか…」「いつか…」と思って疎かになっている間に、亡くなってしまった。
もったいないことをした

 

今の時代は、ちぐはぐである
「柔らかい」「甘い」「旨い」というのが優先して身体の栄養がついてこない
そして、その対応は、身体を優先して、心をみていない

やはり東洋医学のバランスが重要なのである。