もう10年以上になるだろうか…
パソコンをウィンドゥズからマックに変えた

友人の強い勧めである。
彼は「絶対にマック」と言って譲らなかった
ウィンドウズで使用していたソフトも色々とあった
一番大切だったのは、FAXのソフトだった。
パソコンでFAXを書くと、ボタンさえ押せば飛んでいく(?)
だんだん不精になってきて、プリントアウトして、またFAXまで行くのが面倒だった
それがMACによって、できなくなった。当時MACのソフトは少なかったのである。
その次に大切だったのは、「筆まめ」と言うウインドウズの年賀状ソフトである
これは重宝していた。はがきが来るたびに個人情報をこまめに更新していた
誰がいつ亡くなったのか?転勤の年や移転の年、奥さんの名前、子供の名前、さまざまま情報を打ち込んでいた
それが使えないようになった(当時筆まめはMAC版はなかった)

MACの住所録ソフトは使えなかった。いや使いづらかった。
慣れた筆まめから替わるのは難しいものが有った。
それでも、なんとか使用していた。
何と言っても「ワープロ」を購入するまで。手書きの年賀状は魔子様の担当だった。

 

3つめに移ったセラミックスメーカの会社で
カシオ計算機からクリーンルーム用の遠赤外線乾燥炉の注文を取った。
その縁で、カシオのワープロを買う羽目になった。
30年前の30代後半である。
ディスプレーが、3行のワープロである。
それでブラインドタッチを一生懸命練習した。
最初に就職した商社では海外部門の同期生は、みなタイピングが出来ていた。
そういえば和文タイプや英文タイプと言うタイピストの職種があった。
毎日、日記を書き、新聞記事を写し、手紙を書いて、練習をした。
ようやくブラインドタッチができるようになったころ、ワープロからパソコンに替えた
最初は東芝のダイナブックである。全然使えなかった。
当時ワープロ専用機のほうが、使い勝手が数段上だった。
どんどんパソコンが追いついてきて、そしてソフトの多さでウィンドウズ派が多数を占めた。

MACを勧めた友人は、理科系だった。
こりかたまった理科系である。
理科系は合理的に考えると思っていたが、彼は違った
多分オウム真理教にも理系の頭がいいやつが入っているのは、このようなやつがいるからか…と思っうほどである
なんせ自分が信じている宗教を「科学的な宗教だ」と言ってはばからないやつだった。
いろいろと世話になったので、彼の顔も建てないと…と変なところへ気を使ってMACに変えた
前述のFAXが賀状ソフトの件で使いづらかったが、なんとかMACも追いついてきた

 

今年は、9月に義母が亡くなった。
「喪中欠礼」葉書を出さないと…と思いながら、いつでもできると思って延ばし延ばしにしてきた
年末になり切羽詰まって、慌ててMACの住所録ソフト「宛名職人」を立ち上げた
一年ぶりに使用するので、使い勝手がわからない
ようやくなんとかプリントアウトまで漕ぎ告げた

今年入手したプリンターは、無線ランで動くプリンターで安く入手した
これに葉書を大量につぎ込んでプリントアウトした

葉書が曲がった。曲がっても良い。裏面が印刷できれば…
曲がった葉書は、プリンターに吸い込まれていかない。
慌てた、一生懸命に曲がったハガキを逆にしたが、戻らない。
どうやら葉書を乾燥させて曲げているので、湿らせないと戻らないという
そうするとインクが滲む可能性がある
しかたがない、厚いカタログに挟んで、30kgの米俵を2袋のせて、一晩。
びくともしない。
こんなバナナ

二日目も椅子を載せて水を入れたやかんを乗せて押しつぶした。
びくともしない

三日目に葉書の先端を曲げて吸い込みやすようにするというアドバイスを見つけた
ようやく入った。
その瞬間「イエローのトナーを交換してください」と言う表示が出た
イエローのトナーは、熊谷文房具(店のそば)では売っていない。

ネットで取り寄せる羽目になった。

お陰でスタートしてから1週間近くかかってしまった。
出来上がった「喪中欠礼」は曲がっていた。

そして賀状が元日に着くという締切の日に「喪中欠礼」葉書が完成した。(泣)

最後に…
その賀状を出し忘れて、車の中に放り込んである。