レンコンは多くの人が食べたことが有る
いや食べたことのない人を探すのは難しい

しかし、レンコンが蓮の根っこだとわかっている人は案外少ない
レンコンという実が、ぶら下がっていないから、余り見たことがない。
リンゴのように枝にぶら下がっていれば、身近なものに感じられるだろうが…

レンコンは蓮根である。
蓮の根っこである。水田地帯を車を走らせると蓮の花が咲いている沼が有る
沼に蓮の花を咲かせているのではなく、蓮の根を栽培しているのである。

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岩手でも、あちこちにチラホラとある

そんな岩手で、若者が蓮根を栽培しはじめたと聞いた。
蓮根の産地は、近くは茨城である
遠くは佐賀に産地があり、その他にちいさな産地が点在している。
蓮根は放射能に汚染されやすい野菜である。
泥の中の栽培だから、流れ込んだ水に含まれる放射能や、汚染された溜まったドロ、そして蓮根自身が吸収しやすい性質をもっているのだろう。
茨城の蓮根は、国の決めた基準以下だが、若干放射能が検出されるものがある。
自然の中で栽培されるものであるから、全量検査は難しい。
出荷元では、せいぜい測定下限値を低めに設定してスクリーニング検査をしているのだろう
蓮根は、さまざまな薬効が有り、すべての部分が利用されている多機能野菜である。

地元で生産されて且つ、安全なものを扱いたいと言うのは、販売をしている者にとっては当たり前のことだろう
そんなところに、これ幸いと若者が持参してきた

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掘り出したばかりの蓮根。

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洗った蓮根

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切った蓮根

念のために当店の食と農の情報室で放射濃度検査をした。
国の食べ物の放射能基準は100ベクレル以下だが、若者の蓮根は5ベクレル未満だった。
量として計測できた数値ではない。
これが難しいところだ。
そんな微量の数字だが、気にする人は気にする。
これから数値は、年とともにどんどん下がっていくだろう
きちんと観察して情報を開示して行こうと若者と話をした

わからないまま食べるのと、わかって食べるのと安心感は違う
それを繋いでいくために流通は有る。

先日、たらの芽で栽培沙汰になった農家は
「放射能は終わった。検査なんか関係がない」などという人との関係はつなぐ意味がない。
そこには安全もとめるシステムだけで、安心はない。