玄米ご飯が、いつも大量に残る。
残ったのをお握りにして、豆蔵(秘伝豆の豆味噌)とみりんを混ぜ合わせ、葱と摺った白ごまを入れて温めたものを塗って焼き上げる。玄米味噌焼き握りである。
これは、これで評判がいい。
まとめ買いと言うか、出ていれば、まとめて買う人がいる
この味噌焼き握りが出来ないことが、最近多くなってきた。
玄米ご飯が、残らないのである。
imgp4366(復活した玄米塩にぎり)

以前は圧力釜で、玄米塩握りだけを作っていた。
玄米に塩を入れて炊き上げるのである。
評判が良かったが…
やはり定食に、玄米ご飯をだしたいと思って、塩を入れずに炊く方式にした。
ところが、玄米ご飯を頼む人が少なかった、というよりもいなかった。
いつもなんでも最初は、ゼロから始まるのである。
大量に残った玄米を、玄米味噌焼きおにぎりにしても売れ残った。
ようやく最近では、売れるようになってきたが…

定食の玄米も、徐々に徐々に、頼む人が増えてきた。
「こんな玄米を、自宅では炊けない」と言って…
玄米は固い。パサパサしている。というのが多くの人のイメージである。
やはり修行僧ではないのだから、美味しくないと続かない。
修行僧でも美味しく炊き上げていると言う寺も有る。
メクラの鍼医は、「五〇回噛めば、トロトロになるよ」と言うが
アキメクラの入道としては「すするようにご飯を胃袋に流し込んできた癖が抜けない」
すするようにとはいかないが、やはり柔らかくて粘り気が有って…
そんな玄米を炊き上げたいと研究に研究を重ねて三ヶ月、まだ今も研究中。

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客に問われたら
①玄米が低アミロース米「きらほ」を使用
②48時間の浸漬
③世界最高の2.44気圧の圧力釜。
と言うしかない。
細かいことは、まだ色々有るのだが…

ただ一番の問題はおこげである。

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数量を、きちんと測って、時間もタイマーをセットして炊いているのだが…
一番肝心な所、弱火と…弱火の時間の調整が難しいのである。
弱火が弱いと水分が多くなる、強いと焦げができやすい。
弱火の時間が短いと強くなる、長いとめためたになる。

その弱火と、弱火時間の最適がつかめない。
今のガス台では…

まかないに”おこげ”が、消える日が待ち遠しい。