ブドウ糖負荷検査を行った。
これはブドウ糖を飲んで、その後の30分の血糖値の変化を調べるものである。
前日の8時までに飲み食いは終了。
それ以降、食べても呑んでも駄目。
という酒飲みにとっては、辛い修行である
もっとも最近は…缶ビール350ccを一缶呑むのが精一杯だから…
”早めに呑んで、早めに寝て、早めに起きる”という「早め三原則」に則った健康的生活を営んでいる。
だから夜に出歩くことは一月に一度あるかないか?である。
最近は、ネオンの看板を見たことがない。

とりあえず”朝8時30に来い”という指示なので8時に家を出た
車で10分もかからないところだが、何が起こるかわからない。
それが起きた。渋滞である。

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よく考えたら、いつも街の中心部から遠くに出勤する。
街なかへ通勤時間帯に向かうことは無い。
当たり前のことであった。
しかし、街なかへ行くための渋滞を解消するために作ったトンネルが

信号待ちを4回しないと抜けられないと言うのは…
設計通りなのだろうか…
トンネルの中で、
火事が起きたら…
落盤があったら…
おしっこに行きたくなったら…
幽霊が出たら…とあらぬ妄想が最大にふくらんだ。
最近トンネル内の火災は、しょっちゅう起こる
以前、北海道のトンネル落盤でバスが埋まった事故もある
まして、このトンネルは地盤が悪く工事に長いことかかったトンネルである。
また、いつかの高速の渋滞で、トイレを積んで運んだという話を聞いた
(渋滞に巻き込まれた女性が、衆人環視の中でトラックの荷台に乗せられた仮設トイレでりきんだ!という話を直接聞いた)
そんなことを考えながら8時半に間に合わなかった。

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ブドウ糖負荷検査は、最初からつまずいた。
ブドウ糖の紙コップを「ぐいっとのめ」というので、どんな味か確かめるために二口程、口に入れた。
途端に看護婦が「ぜんをとっていない」と頭を抱えた?
そして周囲に「私うっかりして、”ぜん”を採らなかった」と言って回る。
”ぜん”とは何か
禅問答のような話だ。

よく聞いてみると「ぜん=前」で検査前の血液を採らなかったらしい。
ようするに、30分毎に血液の血糖値の変化を捉えるのに最初の基準値を採っていなかった。ということらしい。
頭を抱えて、あちこちの看護婦にどうしたら良いか?
先生に連絡してどのように処置したら良いのか?を問い合わせているらしい。
飲んで、まだ1分も立たない。
今のうちに採血してしまえば、まだ毒だって…酒だってまだ酔っ払わないし…ブドウ糖も回っていないだろうに…と思うのだが…
「すぐ採ったら…」と言っても頭が一杯なのだろうか…”無視”
ブドウ糖というのは即座に効くのだろうか…
今度、酒をブドウ糖で割って飲んでみよう!と強烈に思った。

15分ぐらい立ってから先生からお許しが出たようである。
それから長い負荷検査が始まった。
いや単に30分毎に二本採血をするだけなのだ。
それが30分毎に自分で処置室へ来るようにという指示である
それが”34分”の”04分”で一時間に二回を3時間である
概ね順調である。一回を除けば…
一回は、うたた寝をしてしまった。目が覚めたら3分ほど過ぎていた。
処置室の看護婦たちは大勢で待合室を叫んで探し歩いたという。
そんなに厳密な時間管理なのだが…

ところがもう一つ問題が有った。
鍼が刺さるが血液が出てこないのである
採血するのは動脈である。表面から見えているのは静脈である。
静脈に隠れて動脈が有る。
看護婦は「動脈は大事だから奥に隠れている」という
なるほど夫婦も一緒である
魔子様は大事だから奥から出てこない。表で石をぶつけられるのはいつも入道である。
逆転する夫婦もいる。表面に顔のでかい鼻の穴が上を向いた妻がいて、裏にこめかみに青筋の立った細面の夫が隠れているのも…
その動脈がなかなか見つからない。
見つかったと思って、鍼を挿すとくねくねと逃げるらしい。
「痛いですか、しびれたら教えて下さいね、」と言いながら
鍼を刺したまま、あちこちをこねくり回して動脈を当てようとしている。
まるで水脈を当てる井戸掘りのようなモノである。
ギブアップした看護婦が3名。
何回も刺してようやく探し当てたが血液が途中ででなくって辞めたのが2名。
これはベテランだ!という人は素直に二回掘り当てたが(?)
三回目は、「逃げる」と言って鍼をさしたままくねくね

裏から突き抜けるのではないか?と生きた心地がしない

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右手も左手も、手も腕も、針跡を隠すバンソウコだらけで終わった。

ブドウ糖負荷検査でわかったことは。

入道は血の気が多いようで、神経(血管)は細いのだ