2016第11回哲学の森案内

いつものように「哲学の森」が開催される。
内山節の講演である。

今回は、申し込みが順調だ
ある施設から、大量に参加申し込みがあった。
と、山本先生は言う

去年から、参加者が増えてきた
岩手大学の公開講座に。なったせいだ
今までは10数人のアットホームな雰囲気だったが…

もともとは、別のところでやっていたのだが…
主催者が重荷のように感じていたので、山本先生に頼んだのだ
もうひとつ訳があった。
その街に哲学好きの男がいた。「哲学は俺に任しておけ」というような人だった。
彼は面と向かって内山氏に
「おまえの言っていることなんか哲学と、認めない」とわめきたてた
内山さんは、困惑した顔をした。

内山さんの話す言葉、書く文章は、わかりやすい言葉だった。
哲学の難しい言葉は使わなかった。
例えも、わかりやすい例えを使った。
多くの人が理解できる話だった。
それが彼には癪に障ったのだろう
哲学とは難解な学問である。哲学に興味を持っている人しか理解できない。
それを、わかりやすく言われては…立つ瀬がない
そばで見ていると、そんな雰囲気だった。

中学生の頃、難しい本を読んでいる奴がいた。
難しい言葉で感想を言った。羨ましく思った。
あんな言葉が理解できて、使いこなせて主張できるなんて…
そんな風になりたいと…
先日、還暦祝いで会った。
世の中の見方や生き方が、彼らしくなかった。
当たり前の…昔からの…をひきづっているように感じた。

内山さんは、歴史から経済から技術から、昔の事から、最新のことがらや、考え方や生き方をわかりやすく話す
ある人は「哲学者よりも民俗学者と名乗ったら…」と言い
「経済人が、話を聞きに来る」と
「官僚が、おおく集まってくる」という
そして農民たちが、多く集まって勉強している。
難しいことを、わかり易い言葉で語るのが、一番難しいのである
ある人が言っていた
「内山節は天才である」

8月20日21日岩大演習林にて