ここ数日、何人かの若者がきて話をしていった。
若者と言っても、30代中頃から後半にかけてだが…

ある若者は「生活の安定を失いたくない」と言い
ある若者は「ボランティをして相手に喜ばれ、役立つ喜びに目覚めた」という
ある若者は「就活して跳ね飛ばされ、仕方なく派遣だが、そろそろ将来を…」と言う
ある若者は「ようやく職を得たが、故郷に戻りたい」と言う

以前は、中卒なら中卒なりの、職業高校ならその専門分野、大学でればホワイトカラーと決まっていてそれに準じた職業があった。
そして大勢の若者が都会を目指した。
それが崩れてきた
いや崩れて、良くなったのか?悪くなったのか?

経済が上向き、だれもが高校へ入れるようになり、大学も増え、
高専などという選択肢もあり、専門学校などが増えて学校教育が多様化していった。
教育機関が多様化するということは、就職する人材を求める企業がポジションが専門化して多様化しているからだろう

いつの頃だろうか…
銀行で「理科系の人材を求めている、進歩する技術に対する融資対応のため」と言う話をきいた
小生が就職するころ「リクルート」という会社ができた。人材募集の会社だという。そんな会社も社員募集をしていた。
企業へ就職すると「そこでしか生きられない。そのルールで対応する」というようなことが刷り込まれる
だからいい会社へ就社して、一生を安定してすごすみたいなことが金科玉条のように言われてきた
その仕事の内容はなんでも構わない。”営業だろうが…” ”技術だろうが”…” 事務だろうが…”

だから働くということは会社に入ることだった
その意識が変わってきたのがこの頃だろうか?
圧倒的に、まだまだ企業志向や、公務員志向が多いが、
なんだか小生の周りは、本来の働き方を求める若者が増えてきたような気がする。

たぶんそれは、不安定な要素が多いからではなかろうか
国内政治・世界経済・グローバルな家電生産メーカーや大規模自然災害などの不安定がどんどん流れてくる
そんな中で安定した人生で、年金の老後などという虚像が消えたのかもしれない
われわれは若者に学ぶべき老後なのかも知れない。

この子が成人する頃には、どんな社会になっているだろうか?

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