定休日の昼。

店で作業をしていると携帯電話がなった。
携帯を取りはぐれて着信履歴を見ると、会社の名前が書いてあった

たぶん彼だろうと電話をした

彼は「ランチで忙しい所すいません。」と冒頭に言った
「いや!今日は定休日だから…」というと
即座に「お休みの所、申し訳ございません」と言う
如才ない挨拶に長けている
そんな彼が「実は3月末で移動になり、挨拶に行かないといけないのですが時間がなくて…」
と話してきた

そうか異動の季節だ
自営業は、異動がない。
あるとすれば、左遷のような人員削減に寄る配置転換と言う名目の過重労働だ(?)

そんなことを考えていると若者がやってきた
「今度、左遷されました。たぶんあのミスが原因だと思います」と言ってきた
以前と言っても、勤めていた当時だから、もう2〜30年前だろうか「左遷の哲学」という本を読んだ
「人生は、浪人・刑務所・入院生活を経験しなければ…。」と言う本だった

大学受験の時のパチンコ三昧の楽しい浪人生活。
商社を辞めた時、図書館通いと断食道場にでかけ、のんびりした休養生活。
自営業を始める前、焦って準備をした浪人生活。
都会の駅前でボロボロの錆びた自転車を無断で借りたのに、「盗った」とパトカーに後をつけられた警察沙汰
自営業を始めた途端に椎間板ヘルニアから始まった、長い入院生活と短期療養(?)の長短併せた入院生活。

たぶん人生の左遷は、今も続く。
左遷とは、斜めから眺める自分の仕事である。

そんな気がする。
定年になって自分の仕事を見つめなおすのは遅い。

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もう食べるのには遅すぎたふきのとう。