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日曜日の朝、議員がやってきた
珈琲を飲みながら語った。
「持山を、すべて雑木に変えた」
「雑木は30年だが、杉は7〜80年かかる。そして杉は金にならない」

「それは良かったですね。雑木は薪になるし、保水力も保てる。それはいいことをした。
ところで、貴方は70年後どんな社会になっていると考えておりますか?」
「えっ?」
「戦後、荒れた里山に、成長の早い針葉樹を植えて金にしようとしたのはほんの70年前ですよ」
「その杉山が、輸入材で金にならないのが今の現実です」
「こんど70年後、化石燃料の枯渇が如実に現れてきますよ」
「そんなときに、海外から、ものが豊富に入ってくると考えてますか?」

多くの人は組織に縛られている
組織の会計年度は1年毎である。
短いスパンでしか、考えることができない

以前は、「家」という組織(?)で考えていた
家の周りには、風を防ぐ屋敷林として孫の家を建てるために針葉樹を植えた。
そして近くの里山には薪炭林や、落ち葉を畑にすきこむようにと広葉樹が植えられた。
土作りには、長い年月がかかるのである。

今の政治屋は、目先のことでしか考えられない。
農林水産業は、単なる産業ではない。