正月、餅を食べなかった。
魔子様が、実家に戻って実家の認知症の実母に会いに行ったのである
婚家でも義母は認知症、実家の実母も認知症である。
間違いなく魔子様の将来は見えている(?)

せっかくの正月休みにいなくても不便だろう
と言う人は、何も出来ない人である
小生なんか
魔子様がいないから、さまざまなことが出来ると大喜びである
なんだか、ありきたりのおせち料理をよして、さまざまな野菜料理をベースに朝から昼から夜まで一杯やった

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圧巻は、生大根である

有るところで売っていた「シャキシャキした甘いナシのような大根」という
それを拍子切りにして

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練り梅とマヨネーズ、ハラペーニョ味噌とマヨネーズと二種類
この大根は甘くはないが水分がたっぷり入っていて、シャキシャキなのである

そして巨大だ!IMG_1059

これはいける。どうやって作ったのだろう。
たぶん凍らしてあるのだろうが…
それだけで持続するものだろうか…

そんなことを考えながら正月は過ぎた
冷蔵庫に、刺し身や肉魚が入っていたのに気づいたのは、魔子様が帰ってくる前日だった。

そして1月4日は、恒例の「天抜きそば」で一杯である。
池波正太郎の文庫本を片手に東京を食べ歩いていた時にきまって蕎麦屋でいっぱいが出てくる
焼き海苔であったり、出汁巻きであったり、板かまであったり…
その中に「天抜き」があった。
多くのものを知らない人は「天ぷらそばの、天麩羅抜き」と思うだろう。
それは「かけそば」だ。
昔一杯のかけそばと言う話があった。
年末になると母子家庭がかけそばを一杯食べる話だ。
話がそれた
そのサラリーマンが仕事始めに出勤している時に蕎麦屋で一杯やるのである
今年は定年になった友人と一緒に行った。
天ぬきをやっている店は、盛岡で一軒しかしらない。
そこで勢い良く「天ぬき!」と頼むと「今日は出来ない」と言う
えっ!なんで?
「天抜き」とは、天ぷらそばのそば抜きである。
要するに、そばつゆに天麩羅が浮かんでいるのである
浮かんだ天麩羅を箸でちぎりながら、酒を飲み、そして汁をすするのである
酒のツマミとしては汁気をとるから最高である
当たり前にあるそばつゆと、蕎麦屋の定番の天麩羅の組み合わせである
それが「今日はない」の一言で切り捨てられて良いのだろ言うか?
と言って注文とっている中居に文句を言っても詮無いことである
店をよく知っている友人は「正月忙しかったから人手が足りないのだろう」とかばってくれたが…

しかたない「オカメの抜きは?」
オカメのような中居は
「わたしだったら抜かないでください」といったかどうか知らないが
「無い」
そうだ「鴨南蛮の抜きを!」「それだったら有ります」

出てきたのは「鴨南蛮ざるの抜き」だった
ざるのタレだとすこし濃いのである。
まぁ脂が浮いているから、まだマシだったが…

結局正月三日間、餅を食べずに終わった。