正月の初詣は、いつも榊山稲荷へ歩いて行く
盛岡の北にある榊山稲荷は、庶民の神社である
盛岡を見下ろす坂の上の境内には、池や金運神社や飲食業の神様、安産、学業のなんでもござれの神様である。盛岡の氏神様といへば榊山稲荷かもしれない

街の中心部にある桜山神社は、のんべのサラリーマの居酒屋の守り神ではない。
不来方城内にあるから、武士のための南部さんの神社だろう。

八幡宮も参道には寂れた飲み屋街があるが、その名前から八幡太郎義家を祀っていると思っている人が多い。
しかし祀っているのが武運祈る応神天皇である。
つまり天皇家の守り神としての神社であるから系列としては国家神道である
お稲荷さんなどの氏神様は民間神道(?)である。

 

つまり神様というか神道には二系列あって、天皇家の系列である天照大神の国家神道と
八百万の神(山の神、海の神、水の神。…)をまつる民間神道と二つである
それをごっちゃにしている人が多い。

商社に勤めていたころの上司である課長は、関西出雲大社教の神主であった。
出雲大社教と言うのは、なんでも出雲大社の大国主命の左側(右かもしれない?)にいる神様を信仰している宗教である。
一部上場会社の課長が。宗教にはいっていると言うのはちょっとおかしいのかもしれないが
彼は堂々と言ってあるき、勧誘していた。
そして書類に決済するときも、じっと書類に手のひらを当て祈りながら「よし!」と大声を出して判子を押した
もっともグダグダ言って結論がはっきりしない課長が多くいた。
それよりは、まだましだったが…
そんなことから、ちょっと宗教に関心を持った。
彼に教わったのは、柏手を2回打つのは下位の神様でお稲荷さんや蛇を祀っている神様で
一番上位の伊勢神宮では6回柏手を叩く、大国主命は4回と聞いた

たしかに伊勢神宮に詣でた時に6回叩いている人がいた
盛岡駅に有るホテルの結婚式場では大国主命を祀っているので4回だと人から聞いた
いろいろとややこしいしきたりがあるのだが、連綿と続いているのだから宗教というのはすごい

 

その榊山稲荷に行くのに、いつも歩いて行ったが、今年はズルをした。
車で行ったのである。おかげで酒は飲めないので
榊山稲荷の振る舞いの樽酒もいっぱいしか飲めなかった(?)
いつもは100円を納めて、なみなみと三杯は飲み干していたのだが…

 

氏神様をお参りしたら、次は菩提寺だろうということで寺にも行った
紅白を見たのか夜通し映画を見ていたのか、しんとしていたが坊守さんはストーブを点けておいてくれたのだろう。本堂の中は暖かかった・

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「「なんまいだ」を三回言って、三方に頭を下げて
三宝にに乗っている鏡餅をながめつつ三方良しを唱えた

三方良し。これが今年のキーワードだ
三方良しは、近江商人の言葉である
「売り手よし。買い手よし。世間よし。」の三方がよいのが商売だ。という意味である。
今のように「消費者は神様です」「消費者ニーズを…」というような目先のことではなく
また「利は元にあり」という言葉も深い意味があるが。もう一つ足りない
やはり世間に貢献をするということがこれから求められるのだろう
大手は木を植えました。寄付をしました。
とさまざまな目に見えることやっているが、眼に見えないことが大切なのである。
そんなことを感じる年明けである

さて次は…
いつもは疲れ果てて帰るのだが。今回は車である
よし足を伸ばそうと、初春の盛岡を眺めに行った

 

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いつもは、三方からくっきりと見える岩手山も、今日は雲の中である
しかし、街中はくっきりと浮き上がって見えた

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山岸方面の白百合も…生協の青い屋根も…IMG_1046

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三方がしっかりと見えた初春の岩手であった。