いつも来る夫婦連れがいる
いつも長い時間いる
二人で一つのテーブルを占領して昼前から3時ぐらいまで…
別にいいのだ。客が少ないから占領していても…
立て込んできたら席を譲りあって座ってくれれば

老後、行くところがなくて病院やデバートでウロウロしている人が多いという
こんなところまできたのか…

と思っていたら、髪を短髪にした女性が、魔子様に紙を渡したという
その紙には
「13日の某朝日新聞に、この店の前で詠んだ歌が掲載されている」
と書いてあったと言う
店の新聞だなを慌てて探したがその日の新聞が無かったらしい
魔子様はお礼を言って、
「13日の新聞探さなきゃ…」という

その夫婦席のテーブルに御礼に伺うと
歌というのは短歌らしい
以前に結社に属していたが、今はフリーだという
そして某朝日新聞に何十回と掲載されているという
一席も何回もあるという

家で探したが見つからない。認知症の母親が何処かへ片付けたのか?
と思っていたが、よく店の新聞だなを見たら、あった

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一席でないから…というが一席と四席とは、どう違うのだ
選者が違うのか?

短歌の世界はしらないが
そういえば高校時代の骨ばった漢文の教師が言う
「赤椿、白い椿と落ちにけり(河東碧梧桐)」と
(ひょっとしたら、これは俳句か?)
「あの味がいいねというから7月17日はサラダ記念日(俵万智)」
しか思いつかない。
あれは35〜6歳の時だ。なぜか銀座の営業所の室内風景を思い出す

 

掲載された歌は、当店の駐車場で感じだたことを歌ったという

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「ミシミシと車輪に轢かれ褐色の落葉の放つ香の強烈さ」

 

当店の駐車場は、杉の葉と栗の葉が大量に落ちて踏み固められている
そこを通ったときの香を読んだらしい

山内さんありがとう

ふたりとも70を半ばの癌の夫婦だという
18年前からの癌患者の夫と
震災の時からの癌の奥さんと二人でいつも仲良くやってくる

御礼と、神様が迎えに来るまでおいでください(?)と伝えた