認知症の母は、同じことを何度も言う。
何度も言っている分には、問題はない
言うだけだから

ところが昔の癖が染み付いているのか、すぐコードを引き抜いてしまう
電気ストーブだとか…電話線だとか…ファンヒーター…とか…
ようするに線が繋がっていなければ、電気代が安くなるだろうという発想である
朝、母親が独りで住んでいる母屋に行くと、冷え冷えとしている
最近の朝の温度は応えるだろうと思うのだが、高齢化すると温度も感じなくなってしまうようだ。

先日、電気メーターの測定表が入っていた
驚いた

通常、月に200kw以下なのに。500kwを超える数字が記載されていた
引き落としは毎月5〜6千円なのが15000円になっていたのである。

さっそく某〇〇電力に電話をした
電話は待たされたが、対応は素早かった。
コールセンターから支店の営業へ、その間30分とかからない
翌日の午後、現地で立ち会いをすることがきまった。

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約束に時間に来たのは30前後の若い髪を右から左に一生懸命に移し替えたような髪型の兄ちゃんだった

「最初にメーターを見させていただきますね」と裏に回った。
「メーターは正常ですね」

「中のブレーカーを見させてください」
「ブレカーを一端切りますが、なにか問題が有りますか…」
「いや別にない」
母親が使っているのは、ラジオと冷蔵庫とファンヒーターぐらいだから別にいい
「ブレーカーも問題ありませんね」

「そのほか電気製品は何を使っておりますか?」
「照明器具と簡単な電気ストーブぐらいだ。」
「そとにコンセントはありますか?」
「あるけど使っていない」
「一ヶ月間の間に何か変わったことがありませんか?」
「植木屋が、二日間入った」
「日中、ずっと独りですね」
「愛人でも引き釣りこまない限り独りだ」

そういえば二階を見せていなかった
二階を見ようか?と声をかけようとした所

「ブレーカーが、当方のものと違いますね。」と言い出した
なんでも彼が言うところによると
40アンペアのブレーカーが二個あって、80アンペアまで使用できるようになっている
ところが50アンペアの契約しかしていない
ということらしい

「だからなんだ?」と聞くと
「契約変更や、アンペア変更の工事をするとお金がかかる」ということらしい
「だからなんだ?」と聞くと
なんだか要領を得ない話だ

「メーターは正しいから。会社に知られると工事代金とか契約変更とか余計なお金がかかる、黙って金を払え」ということか?
「そうです。10年保障のメーターを8年9年で変更している。こんどは平成29年の交換になっている
メーターが故障するとは考えられない」
今見た所、測定日から三日間で12kwしか使用していないから。何に使ったが不明ですが…
このまま行くと通常通り120kwの請求になる。だから良いでしょう」

「ということは先月の三倍の電気料金を払えということか?
何を馬鹿なことを言っている。メーターが故障するということを考えないのか?
機械は故障するもの、人間をミスをするものだ
原発を見ろ!安全だ!安全だ!と言って安全ではなかっただろう」

「あれは東京電力で…」
「東京も!東北も!いっしょだ。納得できん。上司を呼べ!上司を…

う〜ん血圧があがる

 

続く