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障子張りをした。
前回、障子張りをしたのはいつだろう?

ひょっとして50年前!半世紀前かも知れない。
学生時代の一人暮らしは、窓ガラスにカーテンで、障子はなかった
社会人時代の独身寮も、ガラス戸にカーテンだった。
新婚生活は一軒家だったが、確か襖とドアとガラス戸にはカーテンがあって…
そのご社宅のアパートや実家などを転々としたが、障子はなヵったと思う
あっても障子張りはしていなかったというか、子ども達が障子や襖に穴を開けたのを補修するのは魔子様の役目だった
障子張りをしたのは、遠い記憶では確か中学か高校のころ手伝った記憶がある
障子を外へ出して、障子紙を外し棧をゴシゴシと洗った。
天気の良い秋晴れだった日のような気がする。

だから細かいことまで覚えていないが…
棧をキレイにして、糊を塗りたくり紙を貼り付けて水を口から吹きかければ…
そんな記憶を元に始めた

今住んでいる家ば、25年前に立てた高断熱機密住宅である。
冬でもパンツ一丁で過ごせる
窓は二重ガラスになっており、それに障子戸が三枚目としてついている
ところが建てた時以来、障子を張り替えたことがない(多分)
それどころか、なぜか障子戸を外して置いてある。
ボロボロになって、中にいてもその無残さに耐え切れなかったのだろう

 

そこで障子戸を引き出し、棧を濡れ手ぬぐいで拭い。大量のホコリをキレイにした。
そこで買っておいた障子紙を…
今度は糊がない。糊を買ってきた。今は障子用糊が売っている。
以前は、小麦粉を溶いたか…
まさかごはん粒では無かったと思うが…
ご飯が糊の代わりをするなど、今の若者は知らないだろう。
ご飯粒を糊の代わりによく使った。
糊などは買うものでは無かった。炊くものだったのである。
いやオカマにへばりついたのを利用したものである

それと両面テープだ。両面テープなどが出てきたのは、つい最近のような気がする
それまでは片面テープをくるりと円を巻いてくっつけて両面の代用をしたものだが…
今は便利だ。この両面テープがあれば障子張りも随分楽になっただろう!
障子張りを得意としていた認知症の母親に教えてやりたい!

そんなことを考えながら作業をしていると、糊が足りなくなった。
それどころか障子紙も上からと下からと貼っていったら、真ん中に隙間が出来た
始めてから3時間、そろそろ嫌になってきた。
ヤメ!

苛々する、こういう時は一端ヤメたほうが良い
それから1週間後の定休日の朝、毎朝目につく障子戸!
玄関に置いてある障子戸を引きづりだし再度挑戦。
おもいっきり真ん中を切ってはって、なんとかごまかして作り上げた
最後は魔子様が利用している水拭きスプレーを掛けて…
なんでも化粧水だったが無くなったので、水を代わりに入れてあるらしい。

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本当に不器用だ。
不器用を絵に書いて、鍋で炒めて、醤油をぶっかけ、口の中に搔き込んだみたいだ(?)

最後の指定場所のレール(?)にはめ込むのも苦労した
頭にきて足で障子戸を蹴ったら、入った。
まるで五郎丸のような正確なキックだった。距離は短かったが…(?)

障子張りの技、大切にしたい。そのうちに役に立つ日が来る。きっとくる。