米を売るのは苦労する
こしひかりですよ
魚沼産ですよ
と言うと大体が美味い米だと思って買う
当然美味い米と思って食べるから美味いのである
しかし
コメの味は、ブランド米だから美味しいとは一概にいえない
それは新米なら同じ条件だから…と思っているだろうが
精米の仕方
(摩擦で糠を落とすか、低温で糠を落とすか
精米してから酸化が始まるから、精米の日にちや保管の温度)
炊き方
洗米を手早くやるか、どの程度やるか
浸漬は何時間、
炊くときの水の量はイッパイか?おっぱいか?
ガス火か?電気か?ほんきか?
釜は羽釜?文化鍋?無水鍋?ぶんぶく茶釜?
蒸らしは…おもらしは?
炊きあがった時のかき混ぜ方?
等々美味しくご飯を炊くには、さまざまなノウハウがいる
だから品種だけで選んでも美味しいとは限らない
まずい米を、美味しく炊く技もある
だから「美味しいよ」と売っても
「まずかったわよ」というクレームになる
試食を出しても
炊きがけは美味しいが、覚めたらおいしくない
しかし、試食を出す。
「ササは、和食に合うお米です」と言って…
冷たくなった試食は減るが、米は売れない
有る米屋は電気釜を貸し出し、見本米を提供し、
「たきたてを食べさせて売るのです。冷めたら捨ててください。
温かい炊きたてでないと売れませんから…
お米はいくらでも提供しますから…」
と言って、くず米の混じった米の新米を販売していた。
美味しい に対するコメント
入道殿
米の美味しい食べ方が、様々な工夫によって実現出来ると、言う。
これは、なんだか救われる話だねえ。
ごく一部のブランド米しか美味くないのでは、救われないよ。
それにしても、なんとまあ、日本は贅沢になったことか!
ほとんどの食料を輸入に頼っているというのに・・・・・。
こんなに贅沢をして、バチが当たらないのか?
自分たちにバチが当たらなくても、後世の人にバチが当たるのではないか?
心配になってきた。
(トラ子より)
米にしても野菜にしても肉にしても果物にしても、日本のものを食べていきたい。農業に関わっている人に頑張ってほしい。
同居人殿
全く物事の根源は教育です。
昔教わった。「お百姓さんにありがとう」「ご飯は”(命を)いただききます”」
今は「ほら勉強しないと、あのようになるのよ!」と田んぼで草取りをしていた農家が言われたと言う(泣)
そんな勉強(教育)に何が意味がある!(怒)
トラ子
ありがとうよありがとう
そんな素直な言葉を言われると五郎丸のように涙が出てきてしまう(嬉々)
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