「真っ赤な胃」をしている
腹いっぱい食べると胃が赤くなる
ということではない

間違えた
「まかない」である
「賄」とも書く
ようするに厨房で作業する人たちの食事である

学生時代、料理屋で皿洗いのアルバイトをしていた時
「まかない!」と言って出された料理は、ありあわせのものをだったが、美味しかった。
ありあわせのものが無いときは、近くのお茶漬け屋で食べさせられた
それでも外食で、普段家で食べている「お茶漬け」というジャンルが有り、
それが、ことのほか美味しいというのを知り、茶漬けは、お茶をかけるのではなく、出汁をかけるということ初めて知った。
その料理屋の若い料理人たちは、ふと気が付くと自分でステーキを焼いて食べていた。
羨ましいと思ったが、今になって考えてみると、
あれは黙って、厨房の金をくすねて自分たちだけで食べていたのだろう
その料理屋も、消えてなくなった。

当店のこびる食堂は、まかない料理は無い。
というか、あまりものの麺類を食べる。あまりものであるが、量は大盛りである。
また玉子焼きの切れ端や、料理の残り。ささまざまな小鉢が並ぶ。
いつも食べきれないで残す。もったいないと思うのだが…
量が多すぎて胃袋に入らないのである。
ところが小生だけは、自分で作る
ステーキではない。「玄米粥」である
麺類はよく噛んでも、粉々にならないから、慌てて食べると食道癌の手術跡に引っかかる
”麺をよく噛んで”と言うのは、日本人らしくない
「麺は、ずるずると、すするものだ」という意識があるからである
だから、うどんとか、そばは、ゆっくりと時間のあるときに酒を呑みながら、じっくりと食べるというのが基本である(?)

「きらほ」と言う、滝沢の武田哲くんの合鴨で除草した無農薬玄米おにぎりを販売している
単純に圧力釜で炊くのではなく、長年の創意工夫のもとに「もちもちの玄米」である。
低アミロースだから、もち米のような感じであるが、炊き方によってはその特徴がいかせない
それを長年の工夫でいかにモチモチ感をださせるか工夫に工夫を重ねたおにぎりである。
それの売れ残りを冷凍してある。(「玄米」と書くと、あのパサパサの…と言って売れない)
それを解凍して鍋に入れ、ありあわせの残り物の食材を乗せて塩を振る
のが基本パターンである

本日のまかないは

日本酒に浸した干しエビを元にした中華スープで、玄米を煮詰めて、とろろ定食の残りの山芋をかけ、小口切りの葱をのせ、最後に三ヶ月ほどを大蒜に浸けおいた当店オリジナル醬油「醬次郎」をかけまわし、最後に太白胡麻油をたらした中華玄米粥である。

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