”昼飯を食うところを探している。”
と言うか探していた。
単なる昼飯ではない。岩手らしい昼飯である

疎植イナ作研究会で、「昼飯を食べて解散」というのが定番である
東北7県(新潟含む)で昼飯を食べてきたが、それなりの特色の有る昼飯だった。
まぁ各地の特徴てきな食事処だったのであろう

岩手で迎えるにあたって、どこで食べるか?
探した。
しかし、調べれば調べるほど岩手らしい昼食というのが無い
街道沿いのほとんどが、チェーン店やファミレスまがいの店。
そして麺類か洋食系の店ばかりである
三浦展の世界である

以前、初めて盛岡に来た時
(ご幼少のみぎりは、仙台にいて北上に引っ越してきたが、高校生までだった。
成人してから盛岡にきて、あたりを見回す余裕が出来た)
「焼肉・冷麺」という看板が、やたらに多かった。
「へぇ〜焼肉くいながら。年中、冷やし中華を食べられるのか?」と当時は思った
低い町並みに多様な薄汚い看板。北国のうら寂しい街というイメージだったが
なぜか気に入った。
そのうら寂しさに歴史の深みを感じだのだろう。新しさは軽さを感じる。
その「焼き肉・冷麺」という看板が「盛岡冷麺」を指す、と知ったのは呑み歩くようになってからである。
戦後につくられたメニューが、しっかりと根付いていた。

盛岡冷麺を昼食に…と考えたが、もてなすメンバーはイナ作研究会である
やはりコメだろう
これはレストランをやっている先輩に特別メニューを作ってもらわなければ…
「申し訳ないが、その日、用事がある」と一言のもとに断られた
万事休す

仕方がない、岩手で一番大きな産直の食堂へいけば、何かあるだろう

無い!

なんとご飯は。大きなおにぎりと丼類がひとつ、カレーが一種類。
後は、じゃじゃ麺、うどん、そば、中華と麺類だけである
地元の農産物が集まっている産直の食堂が、こんなメニューでいいのか?

と思わせる
しかし、無理もない。
多分日常なのだろう。昼食は…
岩手で昼食でおもてなし、ということは商売として成り立たないのだろう
だから一般家庭向けの昼食メニューなのかもしれない

やはり、こびる食堂で「岩手の昼飯定食」と作らなねば…
当店の主力のひっつみ(東京で言うすいとん)をベースにして…

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(当店のひっつみは、緑色をしております。北上更木の桑茶をねりこんで使用しております。
桑茶は血糖値の急激な上昇を抑えますが、食間に桑茶を飲めと言われます。
食間、つまり食べてる最中ですから、一緒に食べたほうが効果があります)