弁当を頼まれた。
いつものことであるが…

今回は違う
食材支給の弁当なのだ
と言っても、すべての材料ではない

白菜と米と…
なんと短角牛のブロック肉である

国の某農業試験場からの依頼である
まぁ毎年のことでもあるが

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白菜は、新品種で名前はまだない。やわらかなサラダ用だという
白菜の生で食べる新品種というのは珍しい

 

米は直播用の品種萌えみのりだという
わざわざ直播き(じかまき)用の品種を作っているのだ!

直播き=(苗を作らずに、田んぼに種籾を直接播いて芽を出させる方法
労力の軽減、経費の節約、など様々なメリットが有る。
田んぼをならす作業が間違えるとデメリットとして雑草に負ける)

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そして短角牛だという
しかし、その料理法は「ローストビーフ」だと指定されている
ローストビールなら、いつも飲み慣れているが…(?)
魔子様は、自信がなさそうにつぶやいた。
「できるかしら…」
高価な部位だけに失敗したら後戻りができない
まして芯まで火が通っていないと、この夏場は心配である
そこでオタスケマンの登場である
短角考房北風土主宰の佐々木先達に教えを請うた
佐々木先輩は、手取り足取り揚げ足取りで懇切丁寧に教えてくれた

しかし、「このぷるぷるがまだなのよね」と摩訶不思議なことをのたまう魔子様
どうやらフライパンでブロック肉の6面を焼くのだが、その肉塊をつっついて
揺れるようでは、まだ火が通っていないと判断するようだ

その揺れ方が
プルプルと乳房のように、ゆらゆら揺れるのか?
ブルブルとお尻のように、たわわに揺れるのか?
で、だいぶ違うだろう!と思うのは小生だけだろうか?

とりあえず切って見て判断をしよう!と魔子様に持ちかけた
当然切れハシは、小生の役目である毒味と、高タンパク高脂肪の対策に

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旨い!美味い!
やはり短角だ。しっかりと焼かなくても火が通るだけで美味しい
わきの黒毛よりも絶対に美味しい!と評判だ!

それに佐々木先輩は「ジュレのタレを!」と難問をいう
ジュレとは何だ?樹齢千年の林檎の木か?

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次から次の難問を、クリヤしながら魔子様は突き進む

どうだ!この弁当は!
食材支給でもなんでも、持ってきやがれ!

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配達は、困難を極めた。

なんといっても、小生が走るのである
凸凹道や、がたごと道を、飛ばして飛ばして、ついた時には…