たそがれサロン

たそがれサロン

土曜日の夕方。
高校野球が、たけなわである
県営球場のそばにあるから、さぞかし混むだろう
と思ったら、そんなんでもない

人は「野球」と決めたら「野球」しか眼にはいらないのである
「高校野球」があるから球場の近くで昼飯を食って、腹ごしらえを…

などとは考えない

早く行く人は準備万端「握り飯を」
遅く行く人は「とりあえず席の確保を…」
だから球場のそばの食堂や店は「球場の駐車場」ぐらいしか考えていない
最近多くなってきた「一日五百円」という民間駐車場が…
一人徴収する人を置いても経費が合うのだろう

 

そんな日の夕方「たそがれサロン」を開いた
「たそがれ清兵衛」や小生のたそがれ、夏の夕の「たそがれ」などなど
たそがれることが、目一杯である。

たそがれは語源的に「田が削がれる」ことに発したとある
田が削がれて収量が減少し、意気が上がらないということだろう
そういえば「たわけ」という三河言葉も
孫子に田を分けて少ない面積になって立ち行かなくなった
”ばかもの”という意味だと金時さんに聞いた
(金時さんというは、学生時代の三河出身の先輩のアダ名)
すべての言葉は、農業に通じる。
それだけ農をベースにした生き方だったのだろう

が!両方共(嘘!)
たそがれは「夕暮れ時に”誰は、彼(だれ)?”から薄暗い時間帯を言う)
たわけは「戯く(たわく)」から来たという。戯れる。ふざけるの意)

 

だから初めの人も「彼は誰?」と言う出会いの会である(こじつけ)

やはり夕方から一杯呑むというのは、最高である
その日は、また特に最高である
明るい場所で、日中の暑さを吹き払う涼し気な風、そして冷たいビールに冷たい酒
「ぜいたく」の一言につきる

九州の宇根豊さん夫婦が来た時、当店のウッドデッキの歓迎会に驚いていた
「九州ではこんなことはできない。虫が多くて…」
千葉でもできないという
そういえば、こんなことが出来るのは岩手ぐらいだろう
と言う岩手自慢の話になった