秘伝豆の豆腐を作っている
うまくいかない

問題は苦汁(にがり)である。

苦汁を打つタイミングというか…
苦汁の流し方…というか

ひょっとして苦汁そのものが問題あるのか…

IMG_0017

秘伝の青豆の豆腐は、豆腐屋はみんな嫌がる
なぜか?

要するに通常は黄大豆だが青大豆でやると、設備に色が移ると言う
だから相当量のロットが必要であると言う

本当は豆腐屋に委託加工できれば良いのだが
しかし、売れるかどうかわからないのに、ある程度のロットを作らないといけないというのは勇気がいる
しかたなく手作りの豆腐のセットを購入し、手作りで作っている
もう三ヶ月になる。まだ開発中だ

そうなのだ、そこで苦汁(にがり)である
海水から取った液体の苦汁を使用している
木綿豆腐はできた。(満足度30%)
寄せ豆腐ができない
できたら秘伝の寄せ豆腐で定食を作りたいものだ
夏の暑い時期の冷たい寄せ豆腐を崩しながら熱いご飯にかけて…

幼いころ(まだお酒を呑みたいと思わなかったころ)は、豆腐が嫌いだった
いや、その〜木綿豆腐の網目のところが「固い」
食べている時に、その部分があたると何となく食べる気が失せた
そのころは何でも食べていたが…
多分、みんなの話の中で「嫌いな食べ物」みたいな話題に参加できなくて
「嫌いなもの」が自分の中に欲しかったのかもしれない
「この子は豆腐が固いというのよ」と母はいつも言っていた

栄養豆腐という袋豆腐ができ、絹ごしができて、寄せ豆腐と
どんどんと網目のない豆腐ができてきた。
それをグズグズに崩して熱々のご飯にかけて醬油をまわしかける。
ワシワシとかきこむ。夏の醍醐味である。
木綿豆腐は、やはり湯豆腐に限る。あのゆらゆらと煮上がった頃のするりと喉を通る食感はなんとも言えない
”冷奴”は、やはり寄せ豆腐だろう

と思うのだが、店ではとりあえず秘伝の寄せ豆腐が出来るまでは
木綿豆腐の冷奴だ
(苦渋の選択である)