ちいさな野菜畑

ちいさな野菜畑ブログ

つゆあけ

梅雨が明けたという。
梅雨らしい梅雨がなかったような気がするが…

鬱陶しいながら、シトシトと雨音が、一日中家の中に響き
もう一枚重ね着しようか?とかんがえる梅雨寒

そんな時にきまって思い出す
池波正太郎の小説の「梅雨の湯豆腐」
小鍋に昆布を敷き、どっぷりと付けた出汁の効いた醬油だれをいれ、
ぬる燗とともに口に運ぶ

フワァっ〜と浮き上がった頃に、せっせと口にほうりこむが
話に夢中になって、過ぎたら単なる、”す”の通った豆腐になってしまう

また、酒を口に運ぶのに忙しくて
このフワッ〜と浮いたのを見過ごすのである
そうなると、煮過ぎた固めの豆腐になってしまう

あの口に入れた途端にファッ〜と溶ける湯豆腐を想いながら
酒を呑むのも忘れ、集中して小鍋をみる。
集中力養成講座である。

しかし、これはためしてガッテンで解決した
小鍋が煮立ったら、豆腐を入れて5分である。
これでフワッ〜とした豆腐が食べられる
キッチンタイマーをジッと注視して5分
しかし、これでは味気がないが…

そういえば今年の梅雨は
湯豆腐を食べたくなるような寒さが、一日あったような気がするが…
その時は、煮奴にしたような…

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ほんせき

役場に行った
役場と言うと村役場や町役場を連想するが…
そして職員は腕に黒の手甲や腕貫、腕袋などをつけ
耳に鉛筆を挟んだ禿頭のちょびヒゲのおっさんを思い出す
なんだか漫画の世界だ

今の役場の窓口は、若い女性が賑やか軽やかに対応している
これだけクールビズをうたっている社会なら
もっと薄着で対応して欲しいと、胸の谷間を覗きこんでいる入道である

なんで役場なんかに行ったんだ!
胸の谷間を見に行ったのか?と思うだろうが
違う

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母親の本籍を知りたかったのである
徘徊する人と探すネットワークと言う届け出がある
酔っ払ってその辺に寝てしまう人も…(?)
警察から社協から、施設から、写真が回ってすぐ見つけ出すという
すごいシステムだ!流石高齢化社会!これなら安心して呑みに行ける

その書類には「本籍」という項目があった。
免許証に「本籍」と言う欄が。昔あった。みたら今は無い。
「本籍」もう死語になったと思っていたら、まだ生きていた
本籍の由来を知らない
多分、本妻の籍が入っている箱か?
そうすると愛人の籍は、相席か?
又でてくるトラ子の籍は、戸籍か?

などと考えながら役場に行った。
役場のねぇちゃんは、親切に対応してくれたが
驚いたことに個人情報で、がっちり守られていた
母の「住民票」を取ろうと思ったら
同じ住所の世帯員でないと入手できない、と言う
「同じ敷地にすむ息子なのですが…確かに住まいは別棟ですが…住所も二番違うだけで…」
そして”委任状を書いてもらえ”と言う
認知症の老人に委任状を書かせることの意味をわかっているのか?
まして「印鑑ではなくボインだという(訂正 拇印)」
認知症の老人は全てに懐疑的である
親切にされるある面では、瞬間的に絶大な信頼を得られるが
金銭的なことでは、長い期間、疑いのまなこである
「通帳がない。」「財布がない。」
毎日がその戦いであり、探しては見つかり、見つからなくては探す
「盗った。」「取られた」の繰り返しである
預金通帳に一緒に行った人の名前を書いたばかりに、
「あの子も盗った」と言いつづけている母もいる
その時は正気でも、後から変に捻じ曲げられて記憶される可能性もある

これだけ認知症患者が増えて社会のある程度の問題を引き起こしているのであるから
なにか対応が必要だと思うのだが

認知症には後見人が指名されればと言うが…
手続きが難しいのと、その後の書類の整理が煩雑だという

 

そんなことを考えながら世界一の川を歩いた
役場のそばで流れている川は、世界一の川だという。
川と土手や歩道の間に柵がない。人と川が一体になった珍しい河川だという
国土交通省が”人を守るために柵を作れ”という法律にも、現場がしっかりと反対して
「柵のない風景(親水河川」を守っている世界一の川という人がいた
まるで関係性世界の風景であるが、関係性を大事にする役場であってほしいものだ

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たまには

弁当の配達に行った
予算がないのか、一番安い弁当であるが、魔子様の手にかかれば豪華弁当に変身する

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なんでも家庭科の先生たちの集まりのようであるが、
家庭科の先生だから、自分たちで弁当を作るとは限らない
特養のホームの介護員が、自分の親をデイケアに行かせているようなものか…
保育園の先生が、自分の子供を保育園にあずけているようなものだ
先生の子どもは、自分で教えないで、よその学校に子どもを預ける。
それなのに寺の坊主は、よそで自分の葬儀はあげない。
きちんと、お布施が家庭内循環することを計算している(理不尽だ!)

 

その配達した歴史ある学校の玄関先に100周年記念讃歌というのが掲げてあった。

IMG_0006  「  たまには…(?)」
岩手の学校らしいけど、
まだまだ多くの学校には、隠れている…いや隠していることが…ありそうな気がするのだが…

 

いろとりどり

夏野菜の季節である
夏野菜は彩りがキレイである
冬野菜のように白一色ということはない
春野菜のように緑一色ということはない
秋野菜のようにドドメ色の塊のようでもない

ピーマンの緑、トマトの赤、ズッキーニの黄色、レタスの若草
キャベツの春みどり、ごぼうの茶色、胡瓜の白緑、さまざまな色の組み合わせで食卓が彩り豊かである
(一つだけ色でないのが入っております。当てた方は豪華一品料理提供)

そんな夏の食卓に一品
きれいな、ふりかけである
しっかりとオリーブオイルで炒めて、塩胡椒を強めにふる
さっぱりとして、夏の暑さにも負けないスタミナふりかけである

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そのふりかけを秘伝で造った豆腐のかす(ようするに、おからだ)に混ぜてボール状にする
これはラグビーボールのように大きくすると、フライパンに入らないので、手のひらに乗る程度にする
普通はパサパサの雪花菜「おから」だが、当店の雪花菜は、しっとりとした雪花菜である
多分作っている店主の肌に似たのだろう
(いかに他所の雪花菜は、ギリギリに絞ってカラカラになっているのかがよく分かる)
当店の秘伝豆で造った雪花菜はしっとりすべすべ、つるつるであります。
(ようするに、智慧も力もないので、絞り切れないのである(泣)

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そんな小ぶりのボールをあげる
「あげる」というと手を上げたり、足を上げたりする人がいるが、
そんな人は、”揚げ足取り”と言う(?)
「あげる」というと、手を差し出す人がいるが。
そういう人は”乞食根性”と言う(?)

「あげる」は「揚げる」である。
よく「タコを揚げる」と言うが、間違いである?
あれは「凧を上げる」のである。

う〜ん何をいいたいのか何が何だかわからんようになった。認知症か…

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そこで揚げたてのたこボールを一杯、張る
なんとクリーミー!
まるでカニクリームコロッケみたいだ(食べたことがないが…)

これを肴にベアレンを一つ
たそがれサロンの豪華一品料理である

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答 春みどり
(岩手県岩手郡岩手町のキャベツのブランド名です。栽培品種名は、”YR青春2号”とか”夏さやか”と言います

当たった方、豪華一品料理を提供いただきます(?)

ご先祖供養

流しそうめんである
ながし印のそうめんではない
ながしが売っているそうめんでもない

 

(しかし「ながし」という職業も無くなった。
昔、横浜のスナックみたいなクラブで、ギターを抱えたながし
「一曲いかがですか?」と我々の陣取っている席にやってきた。
クラブの女の子を口説くのに一生懸命だった小生は
「うるさい!あっちいけ!」と怒鳴りつけた
こそこそとながしが消えた後
そこのママが大きな声で
「何を言うの!今のながしは、ヤクザの仲間を連れてくるわよ!早く逃げて!」と悲鳴を上げた
慌てたわれわれは、裏口から飛び出し、走って逃げた。
息が切れたが、まだまだ走れた時代だった。
なつかしいなぁ〜
そんなながしが、脅して売っているそうめんではない

 

ナガシのような坊主がやっているそうめんである(?)

大雨だから外での流しそうめんはムリだろう
と思ったら、さすが(流石)そうめんである(?)
ひろいお寺も使いようだ

これだったら三角ベースボールも
七人制ラグビーも

出来るかもしれない

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田口様 ご先祖に流しそうめんを…

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ぺてんし

郵便局で順番を待っていたら、携帯がなった
画面が指で動かない、それでもカメラ機能がついている携帯電話の画面を見た。

見知らぬ電話番号だった。

恐る恐るでた
「もしもし…」

「こちらケアマネですが…。」認知症の母の担当ケアマネである

 

生協の近くを、お母様がふらふら歩いていらっしゃって…
声をかけたら”2番目の息子の家に行くところだ…
場所がわからなくなった。4丁目はどこ?」
「おかあさま!4丁目は逆ですよ。車で送ってあげます」
「どうしようかと思って…、天使に出会った。嬉しい」
そういうわけで自宅に送りますが、
このまま一人にしておいて、よろしいですか?

 

という電話だった
一瞬、なにがなんだかわからなくなった
認知症の母は、股関節が悪く杖をつかないと歩けない
杖をついて長い距離を歩くはずがないと想っていたから、
なんのことだろう

小学校までは激しい車の通りをわたって、1キロはある。
あの歩き方では30分はかかるだろう

それをこの真夏の炎天下に歩いて行く
信じられない
まして担当のケアマネが、それを見つけるという偶然
なんだか狐につままれているようだ

 

とりあえず郵便局で残った処理を断って、自宅に戻った
母屋の玄関では、母とケアマネと二人で待っていたのだが…
「玄関の鍵がない」と言う
いつもの手提げのバックを持ってでたが、その中にも鍵はない
裏口から出て行ったのか?
鍵をどこかに置き忘れたのか?

汗をびっしりとかいた母親は
「本当に天使に出会って…」

よかったね!ペテン師に出会わなくて…

 

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今月号の文藝春秋は、認知症11人の「告白」
”認知症は病気ではない、徘徊には目的が有る”

徘徊は「こんなところにいたくはない」と言う意思表示だという
できれば日本を出て、世界を徘徊したいと思う入道であった。

 

 

おのぼりさん

ふと思い立って、ひさしぶりに都会に行った
それも新幹線でだ!
普通の人は、つり革にぶら下がって深夜の大型乗り合い乗用車で行くという
それが「一番安い」と言う
こちとらは金を、たんまり持っているから弁当付きの新幹線だ

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「岩手の弁当」という名の弁当を買った。どこが岩手の弁当なのだ?
冷えたご飯、青梅干し・ネギ入り玉子焼き・鰊甘露煮・鮭とば味噌和え・舞茸の天麩羅・
鶏肉の照焼・岩手昔豆腐の田楽・甘い煮物・ホタテの時雨煮・一口昆布巻き・ウドの味噌煮・香の物
とりあえず海の幸・山の幸を、まとめてのっけた!という感じだが、色が悪い、味が甘い。見かけが悪い。
これでは岩手のイメージを損なうだろう
ちいさな野菜畑の弁当を是非、駅弁に入れてほしいものだ
(下記は上記と同じ値段の弁当です)

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都会は、肉布団に包まれていた
分厚く上からかぶさってくる、厚い・熱い・暑い肉布団である

盛岡は35度だという。都会も一緒だ。
しかし、日陰が違う。身体を覆い包む空気が違う。
大きな大きな暑い肉布団が、体中を包むような感じだ

盛岡は、時折吹き抜ける風が違う
強い日差しが抜ける感覚がある
都会は本当に覆い包まれて逃げようもない
日差しも刺す感覚である

通りかかった神社は、冷房をしていた
霧を吹きかけて…
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階段を歩く
人混みの中をぶつからないように歩く
ぶつかると跳ね飛ばされそうな勢いで歩く人々
かき分けて、ぶち当たり、よけそこねてふらついた。
地下鉄に乗る
切符の買い方、
改札口の通り方
外への出口
電車の乗り方
すべて考えてから一歩を踏み出した。
まるでお上りさんだ。全くそのとおりだが…

もう都会にはいけない
行こうとは思わない

夏の厚い肉布団
冬の乾ききった風景に耐えられない

梅さんの手打ちそば

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そば打ち教室(?)が始まった。
土日は、”梅さんの手打ちそば”が、メニューに載る日である。

梅さんとの付き合いは長い。
14〜5年になろうか…
当店が、有機農産物直売所から、こびるコーナーをつくり「食」というテーマを取り入れた時である
それまで直売所は農家が一方的に「美味しいですよ」「美味しいですよ」と言って野菜を売っていた。
「他と比べたの?」と聞くと
「自分のところで採れるものを、他から買わない」と言う
当たり前だが…
それでは買い求める人が納得するか?

そこで比較して食べさせたり、農家がどのように食べているか…とか
また農家でそばを打つ人が結構多い。農家に蕎麦を打たせよう…とか
と考え、簡易的な食べかたの提案みたいな”こびるコーナー”を造った。
そのメインメニューが手打ちそばであり、手打ちうどん(ひぼがはっと)であった。
ただ、そばを打つのは上手下手はあるが、ある程度の人ができる。
しかし、そばたれの味が、まちまちであり、もう一つである。
そこへ、お寺で知り合った梅さんを紹介してもらった。
梅さんは、もと手打ちそばの職人という触れ込みであった。
以前、岩手に来た天皇陛下に手打ちそばを献上したというのが自慢である
(当時は、食事はすべてお毒味役が食べてからの食事だったという。
毒味役の役人が渋ったが「ひきたて、うちたて。ゆでたて」の三たてで陛下に食べてもらい、
おかわりをしたと言う。それから宮殿でも三たてのそばを出すという)
その経歴は、さまざま渡り歩いてきたようだが一貫して20代で習ったそば打ちが縁でつながっているように思う。その梅さんが、そばたれの作り方(出汁のとり方、返しの作り方、温たれ、冷たれ」)を教えてくれたのである
「そばタレが美味しい」と評判になり、外山の中村りんさんの手打ちと相まって
「ちいさな野菜畑の手打ちそばは美味い」そして「安い」となった。
当時、手打ちのもり一枚500円だった(泣)

そんな中村りんさんが、腱鞘炎でそばが打てなくなって、梅さんにお願いしているのである
毎日、勤めがある梅さんは「土日、祝日だけなら…」ということでスタートした
そして日曜日の朝。そば打ちを始めると、初めて来た客だろうか…
一家5人が「朝定食!私 卵!」「納豆!ご飯は玄米にして…」
「わたしも玄米、とろろにして」と賑やかにきた一家が、
食べ終わって、いつの間にか梅さんの周りに陣取った。
そば打ち見学である

梅さんは一時期、岩手から東京のデパートなどで、そば打ちをしながら乾麺の出張販売をしていた
(手打ちのそば打ちが、なぜ乾麺になるのか?謎であるが…)
喋りながら、笑わせ、そばを打つのは得意である
あっという間にそばを打ち、注文を二枚取ってしまった。

自然と人が集まり、その人達が興味を持って売上につながる
それが、こびる食堂の想いである
「美味しいよ!」ではない。
「まず、見てよ、触って。読んでよ、聞いてよ、食べてよ!」

そんな食堂は無い。

 

政治は数だ!

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アイガモ農法の生産者の友人が占拠だという
国会の占拠か?と問うたら

市議会の選挙だという
そして集中砲火だという

「おまえか!戦争にいけ、というのは!」
「おまえだろう。戦争賛成というのは…」
出向いた先々で多くの人に言われると言う
「市議会と国会は違う!市民のために…4年間の実績を…」と言っても聞いてくれない

かわいそうに前回は楽勝だったが、今回は大苦戦らしい
なんだか短絡的ではないか?
と言っても当選すれば、党の政策が信認されたと中央の幹部はうけとる

そして何よりも民主主義といえ、
最後は議論を尽くされたという多数決主義でしか無い
「政治は数だ!」とオザワが言っていた。まさにその通りである
今回の地方自治体の選挙は、
国政がテーマなのか?
自治体がテーマなのか?
そしてその議員の活動で選んでいいのか?
党の政策で選ぶ壁なのか?

嘆かわしい問題だ!

 

家族とはなにか?

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しとしとと雨の落ちる夕暮れ
台風が西日本を縦断しているという

その影響の雨か…
二回目のたそがれサロンが…
天の戸の微発泡日本酒の封を切って開かれた。

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ホストは少し呑み過ぎたらしい

呂律がまわなくなりながら、「家族とはなにか?」を語っていた。

月別アーカイブ : 2015年7月

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