以前からやっていた「だし定食」を始めた。
山形の郷土料理の「だし」である
九州の「冷っちる」に似ているような気がするが…
やはり暑い夏を凌ぐには、食欲をそそり、さっぱりとガシガシ食べる料理が必要だったのだろう
発明は必要の母というが、料理も必要に迫られて、つくるのだろう

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「だし」は簡単である。
野菜を切り刻んで昆布を入れればいいだけである
ところが、みじん切りは面倒臭い。
だいたいが、切れない包丁を細かに動かすなどという芸当は、指を切るだけである。
なんど、みじん切りで指を切ったことか…
指が一部短くなっているのは、そのせいかもしれない
(小指のこと、落としたわけではない?)

しかし、切る野菜は、”夏やさい”でないといけない。
”夏やさい”といえば「トマト」と思う同居人はいるが
トマトは、入らない。
「胡瓜」「茄子」「オクラ」「葱」「茗荷」などだが、人によっては玉ねぎや人参を入れる人もいる
だからそのへんにあるものを、適当に細かく切ってわからないようにすればいいのだ。
どうせ同居人が食べるのだから…
とトラ子は思う。(それではいけない!と強く反論した入道であった)

 

そんな面倒臭い料理をつくった。
昆布のかわりに、陸中海産の和布蕪の粉である。
和布蕪を読めない人にふりがなを付ける「めかぶ」である。
和布(わかめ)の蕪(根本)と言う意味である。
以前、山地酪農から生の和布蕪をもらったが…
切り刻もうとしてもヌルヌルして均一に刻めないので、止めた
「切って持ってこい」と返してやったが…
それだけヌメリがあるのだ。
陸中海産は、なぜか花巻にあって全国販売している。。
海産物が、なぜ内陸なのだ?と問われるだろうが
海産物は内陸は憧れの食材である。それを大船渡から持ってきて内陸で売っていたのだろう
3.11以前は、三陸の海産物は内陸を経由しないで、直接築地に向かった。
だから三陸と内陸と結ぶ業者が、昔から必要だったのかもしれない