IMG_0024

南瓜の絵皿に木綿豆腐である。
木綿豆腐は、田楽茶屋の木綿豆腐である。
田楽茶屋を知らない人は多いが、木綿豆腐を知らない人は少ない。
しかし、最近は絹ごし豆腐や充填豆腐、岩豆腐、寄せ豆腐などなど増えてきて

基本的な木綿豆腐が忘れ去られているのではないか?と嘆く
木綿豆腐は、木綿で作られいるから食べられないと思っている人が殆どであるが
そうではない

大豆をゆでて潰して豆乳を作り、木綿のような織生地で濾すから木綿豆腐という
絹豆腐は、なぜか絹のような表面をいう
(絹で濾したら、水しか出てこない)
だから濾し方が木綿か?絹か?という問題ではない(と思う)

寄せ豆腐は、「寄せて上げて…」と乳バンドのような布で濾していると思っている人が多いが
そうではない

そんな豆腐の話ではない。

 

豆腐にかけてあるエゴマ油である。
食道を切除してから、大量に飲食することができなくなった。
だから医者から「高タンパク・高脂肪の食事を…」と指示命令されている

”小さく産んで、大きく育てる”と、産院でいつも言われているように
”小さなカロリーで、大きな栄養価を…”という文科省の指示通りの言葉である
これでは「飲み放題・食い放題」の店は上がったり下がったりだろう(?)

タンパク質としての豆腐、それに抹茶塩をふりかけて高脂質のえごま油を滴らせる。
これに発泡酒があれば、もう死んでもいい。と思う夕食である。
(死ぬ直前は、白米にステーキを乗せて腹一杯食べたいが…)

以前はエゴマ油を大量に扱っていた。
いや”余ったから…”と言って、どんどん送ってくれるのだ。
ここ最近、急に無くなった。
どこへ問い合わせても「売り切れ」と言う
聞いてみたら某日本薄謝協会が、特集を流したという。
もう、いいかげんにしろよ!

エゴマは、ほんの十数年前に「日本エゴマサミット(?)」のような大きな大会が衣川で行われたことが有る
その時は話題にもならなかった
それが急にエゴマブームである
おかげで大企業は中国へ産地を移し、国内は小規模のところだけになってしまった。

 

このえごま油は、ひきこもりの若者の世話をしている人たちが作ったえごま油である。
暑い盛りに雑草を引き抜き、寒い時に唐箕をふるい、小さな油屋でようやく油を搾った
昔は街に小さな油屋が一軒はあったが、今は無い。探すのもたいへんだっただろう
油は、大量生産はさまざまな溶剤をつかって精製する。
街の油は、ただただ絞るだけである。搾りかすまで引き渡すという。

このような油は、少しづつ垂らして食べるのが正しい食べ方である
味噌汁に!奴に!焼き魚に…