紙おむつを、はいた。
京都の友人に「むつき庵」という店(?)を経営している人がいる
「紙おむつは、人それぞれで、はき心地が異なり、合うようなおむつを探すのが大変だ」
と言いながらメーカーが持ってくる紙おむつの検証をしているという。
彼女に触発されたわけではないが、病院から「紙おむつを持ってこい」と言われた
紙パンツだったか、紙おむつだったか、忘れた

持って行くには、はき心地を試してみないと…
そのうち必要になるかもしれない
いや認知症の母親に付けてやらないといけないかもしれない
と思いながらドラッグストアで、薄いパンツの感覚と言う紙おむつ(?)を買った。
男女兼用である。どちらが前で後ろかわからない
パンツに「男前」「女後」「女前」「男後」と書いてあったほうが悩まなくていい
ウエストが80センチ以下の「S/M」80センチ以上の「L/LL」と2種類あった
80センチの人はどっちを買ったらいいのだ!と悩む

はいてみたら快適である。
たぶん、これなら尿失禁も便失禁も、人に気付かれずに済むだろう

なるほど、これをもっと快適にするために技術開発がなされているのか…
科学技術の発展に感激した(?)
ご幼少の頃の浴衣をほどいて作った木綿のおむつよりも快適である、
是非多くの団塊の世代が比較のために、はいてみて欲しい。

 

こんな体験は、「紙おむつを持ってこい」と検査の注意書きに書いてあった為である
何の検査か?と言うと、ベン・ケーシーである
昔、白衣を着たベン・ケーシーが逃げながらドイツ兵を殺しまくるドラマが有った
(多分「ベン・ケーシー」と「逃亡者」と「コンバット」が一緒になっている。すこし認知症気味である)
なんだか訳がわからんようになってきた。母親と似てきた

その「ベン・ケーシー」によく似た「ベンセンケツ」らしい。
”弁慶のケツが鮮血に覆われた”と勘違いする人が多いが、違う
「便潜血」である。
検便を持ってこいと言われたマッチ箱に入れて山盛りにして持って行ったら
「陽性だ」と医者は言い
「消化器内科を紹介する。すぐ検査をするように…」

 

CA3F0152

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消化器内科の医者はお友達である
というか短い付き合いだが、濃い付き合いである。

食道癌の時に狭まった手術痕を広げて食事が通りやすくするために
毎週のように胃カメラでフーセンを膨らました。
「うどんのようなものが詰まっているね。水を噴射して…」
「ほら行くよ!今回は14まで…」「今回は狭まっているね」
「つぎに15をいこう」
「またやるかい」「先生もうあまり効果ないのでは…」
そんな会話をしながら胃カメラを何度も何度も飲んだ
お陰で胃カメラ評論家になりそうになった。

ところが、今度は尻の”穴だ”という。
(先日「”穴だ”の送別会をしたが、密接な関係はない」)
「先生!便潜血が陽性で…大腸がんは何%ぐらいなんですか…」
「みないとわからないが、2リットルも下剤を飲めるか?」
「ビールなら呑めますが、下剤は…飲めませんよ」
「じゃー浣腸でいくか…浣腸で…」
という訳で、長い言い訳になったが、大腸カメラとなれば紙おむつである

そういえば食道がんの手術の時も大腸カメラも胃カメラもやり、大腸のポリープを切除した
食道癌の大手術だけ頭に残って大腸ポリープの手術は忘れていた。
なんだか、あれも覗いたら有ったから切った。という感覚の手術で
悪性のポリープか良性のポリープかしらないまま終わった。と思う。
その時も2〜3回尻の穴に突っ込まれたような気がする
胃カメラは、喉を通るときに狭くて大変だが、麻酔をする。
大腸カメラは、中に入ってから奥へ奥へとカメラが入っていくのが
あちこちにぶち当たって、腹が痛くて破れそうに感じる。そこが問題だ。
そしてドブ掃除みたいにカメラを入れたり出したりしながら、水を噴射してきれいにしながらみる
だから終わったら水が尻の穴から流れ、ガスが音を立ててでる。だから紙パンツなのである。

買ってよかった!が、
一枚でいいのになんで24枚セットの1袋買わないといけないのだ!

髭面の主治医は「なにも、できものは無かったよ…」と言ってくれたが、結果は後日だ
着替えて待合室で待っていると
隣の入院患者だろうか、化粧すれば美人だろうと思われる
細面の、そばかすが目立つ若い女性が点滴をぶら下げて看護婦に問われていた
「朝から何回、便が出たの」「便の色は…」
周りに若い男性が、いっぱいいるのに…