昨晩、武田くんがきた。
アイガモ農法の武田くんである
市議会議員でも有る。
当店の生産者でも有る
米を持参してきた
冬は農協の肥料運びをやり、春夏秋は大面積の稲作をやっている
全部で25町歩ぐらいだろうか…

「田植えだから頻繁に持って来られない」
と言って

1町歩と言って分かる人は少ない。
1町歩は、10反歩だ。1反歩は300坪だ。だから3000坪である。
多分都会の人は、ウザギ小屋に住んでいるから3000坪と言うと想像できないだろう
通常は、東京ドーム何個分という表現をするのだが、東京ドームがどれ位面積があるのか不明なので

100坪の盛岡ドーム30個分だ(?)

以前と言っても、たかが20年前のことだが、田畑の売買に関係したことが有る
当時、一町歩の田んぼの相場は1000万だった。(盛岡近郊)
畑は300万ぐらいだっただろうか…(盛岡近郊)

ところが盛岡から片道1時間ぐらい行くと、畑は1町歩が30万だったり、ひどい奥地だと3万だったりした。
それで騙されたのが岩洞湖湖畔である。
将来、首都が盛岡から一時間の岩洞湖へ移るという可能性にかけて、タダ同然の土地が高い値段で取引された。
大手一部上場会社から大商社から。のべつまくなし買いまくった。
その土地は今、塩漬けである。

店の近くにも塩漬けの造成地がある。
将来宅地造成の許可が降りると言って買わされたのだが、
標高が高すぎて水道が設置できなくて許可がおりなかった。
毛皮を着た女性にサングラスを掛けた小柄なデブの二人と黒服の5人組が
「その造成地はどこだ?」と店に入ってきた。
ヤクザだ!
小生も負けるヤクザが出てきた。

そんなことがあって以来、不動産は、扱うのは止めた。と言うか
知識も金も無かったので、手を出せなかった(泣)

なんだか話が飛んだ!

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それで武田くんは、規模拡大の父親のせいで大面積の稲作をやる羽目になった
その一部と言っても15町歩だがアイガモ農法をやっている
これは手間がかかる。
田植えをすれば終わりではない。それから
アイガモが逃げないようにネットを張らないといけない
ところがアイガモは稲穂を食べるから、穂が出るまでしか田んぼの中で飼えない
15町歩の田んぼに、すべてネットを貼るのは1ヶ月かかる
つまり最後にネットは貼った時は、ネットをはずさないといけない、
と言う冗談まがいの状況に陥る(冗談だ!)

まして田植えは天気を見ながら、地温を高めて代掻きをしながら苗を植えていく
苗は3日で根付かないと収量が上がらない(健康に育たない)と言う。
十分に地温を高め、水で保温をし、水平に均して、浅く植えるのである。
これをトラクターと田植え機に乗ってやるのである。至難の業である。
順調に行くと三日で根が土に着く(活着という)
ところが寒かったり、水が浅かったり、深植えをしたり、すると何日もかかる
そして水が浅くなると、雑草が出てくる。
水面からちょっとでも葉先がでると、スィ〜と伸びてくるのである
油断も隙もない。
それを3000坪も草取りをするのである(間違い 3000坪×15)
都会の人はうさぎ小屋に住んでいるから、わからないだろうが
6畳一間が1000部屋分である((間違い 6畳×1000部屋×15)
一度6畳一間にゴミ箱を散らしてひろってみてほしい。どれだけ大変か…

ところがそれで米はいくらの売上が上がるかというと
せいぜい1町歩(3000坪)で、150万である。

これで飯が食っていけないだろう!
と多くの人は言う

全くであるが、いろいろと裏がある
その裏は…(続く)

店に行く時間だ。魔子様が叫んでいる「行くよぉ〜」