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「苗はまだ?」と聞く客が多い。
今年の春の準備が遅れているせいも有る。
しかし、大体が、まだまだ早いのである。
本来のパンジー・ビオラは秋植えで冬越しのほうが、立派な株に成長する
「早春から植えられます」と言って春に植えると寒さから、そんなには良くならない

有る客は「今年は、暖かくて10日ぐらい早いから、もう良い。と言っている人がいる」
と言うが、できたらその人が、天気予報をしてほしいものだ。
暖かい日が続いて、寒い日がくる、その周期は誰もわからないというか、
いくら発達した予報技術でも明日のこの付近の天気を当てることは困難である。
(行楽弁当屋のための有料天気予報があるという。それだけカネを出さないと難しい技術なのである)

苗は、当たり前だが”植えるために作られる”
適正な時期に、適正な苗を植えることが適期の栽培管理になる
ところが最近は、「売るために作られる」売れればいいので、売った後は知らない
だから「今年は暖かいから10日ぐらい早くても良い」というのである
そうでないと老化した苗を適期になってから植えるハメになる

そんなこんなで、今までは消費者ニーズに合わせて「求めるままに」売ったが、
今年は人手不足も有り花や野菜苗を他と競争のように早く並べることをやめた。

売上が上がって、客の収穫が上がらない。それが問題なのだが
客は言う

「おたくは、今年は熱心じゃないね」
植物は、周囲の期待にそって熱心には育たない。周囲の環境で育つのである。