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”こうさん”が亡くなって、一年が過ぎた。
なんとなく、その辺に居るような気がする一年であった

写真を整理していたら、一番古いのが2003年の8月であった
森林再生研究会の宴会をだろうか…
当時は、NPOの創設をしたころだろか?準備段階だっただろうか?
新しい木造の店に集まって、何回も会議という名の宴会が開かれた

そもそも古い店(テントハウス)の時は、記憶が無い
最初に”こうさん”の名前が出てきたのは
今年の3月に亡くなった北上の江釣子(こうさんの実家付近に住む)八重樫美代子に言われた

「おたくに岩手放送の佐々木さんが行っている!」と
その時は”なにもの?”という感じだったが…

借金をして新しい店を開店し、開店記念のパーティなどで森林再生研究会の人々が回りにいた。
そのときに、ようやく役員を定年になった”こうさん”は紛れ込んで、いつの間にか知り合った。
高校の大先輩だというのと、小生の周りの同窓の友人達がほとんど知り合いということで一気に親しくなった。

と言っても”たかだか10年ぐらいの”付き合いである。
ただ、この10年は濃かった。
時々、家に誘われ倒れそうな本棚の下で
ワインや銘酒を魚菜と一緒にごちそうになり
店の様々なイベントに誘い。
あちこちの呑み屋に一緒にでかけ
お寺のイベントにつきあわせ
同窓会は途中で一緒に抜けだして呑みに行った。
そして週に二度三度と店で珈琲を飲んで時事問題を語り合った

たぶんこの10年で一番、一緒に呑んだのは”こうさん”だったかもしれない。
「呑む」場所には、”こうさん”がいた。
最近酒が美味しくなくなったのは、”こうさん”がいなくなったせいかもしれない。

一世代以上歳が違うのに、よく付き合ってくれたものだ
年が違うと通常は、偉ぶって教え諭すような口調になるのだが
”こうさん”は、そんなことは無かった
いつも”聞く”という対応だった。
そして、いろいろなことを教えてくれ、様々な本やあちこちの土産をもらった。
そこにはジャーナリストの目で、批判があり、賞賛があった。

ふと亡くなっ一年目の朝、写真を整理しながら、さまざまなことを思い出してしまった。
何回ももらった珈琲を飲みながら、涙もろくなった自分に叱咤激励をした(された…)

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