盛金デモである。
今日は、miannyaも休みの盛金デモである

こんなときはそば屋で一杯やりたいね
と思ったが、正月三が日のそば屋は、満席だ。と思っていた
だからいつも4日の平日、サラリーマンが初出社の日の夕方にでかけた
ところが今年の盛金デモは、2日にやるという
その意気込みや「よし」と言っても寒いで…
2日の夕方、そば屋は初詣の客でイッパイやで…
と思ったが、よく考えてみれば、神社のそばのそば屋に行かなければいいのだ

そうだ!いつもの天ぬきを食べようと出かけたのだが、いつものとおりにするのは、今年はやめだ
今年は、例年と…いつもと…違うことをやって、どう変わるか?
そんなことをチャレンジしてみようと思う

まず初日は、神社から寺へ初詣を変えた。
「天ぬきでイッパイ」が正月の楽しみだったが、今年はデモの集合場所の近くのそば屋にした
そこには、かもの塩焼きが有った

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鴨南蛮や鴨せいろは、メニューとしてある
しかし、そば屋の一品料理で「鴨」を出すところは少ない
東京銀座の7丁目に「吉田屋」というそば屋がある
池波正太郎もよく行った”ころっけそば”で有名なところである
(と言っても思っているコロッケと違う”ころっけ”が出てくる)
そこで「焼き鳥!」と叫ぶと、ばあさんが「どちらにしますか?」と聞いてくる
「どちら?」と聞き返すと「鶏か鴨か?」と言う
”焼き鳥が鶏でなくてどうする?”と思ったが、最近は焼き鳥屋で豚も出すという(嘆かわしい)
当時は、食べたことのない鴨を選択すると、胸肉だろうか、一枚物の大きな肉塊が塩焼きで出てきた
それに、はまった
若い自分、社会人になりたての新入社員のころ、新橋の烏森通りが通勤場所だった
そこの焼き鳥屋も、お通しに「合鴨の塩焼き」が二本でてきた。
「鴨は美味しい」と、そこでもインプットされた

農業の世界に入り「アイガモ農法」が出ると
「これはいける!コメと合鴨が一緒に作れる。こんな素晴らしい農法は無い!」と思ったが…
一番苦労したのは「鴨肉の販売」である
なんといっても「鴨南蛮」とメニューに書いてあった。「鶏南蛮」がでてくる東北のそば屋である
「そば屋に中華そばがあるのも…。蕎麦の替わりにうどんも出来ますというのも。驚いたが…
たぶん、鴨を食べる食文化が無いのである

京都に鴨川があり、かもの御猟場を京都からきた天皇のために千葉に作ったりということを聞くと
鴨を食べる食文化は「関西の文化」かもしれない
最近でこそ鴨肉は、時折見かけるが、20年前は鴨肉など売っていなかった

そんな地域で「アイガモ農法の鴨肉は」動物園の餌にしたり、
殺されるのが見たくないというので狐の餌にしたり、
持って帰る人に、ただでやったり
農家の納屋の冷凍庫で数年放置されたり、もったいない扱いを受けた
もっとも食用の鴨肉は60日で潰されるが、田んぼに放したアイガモは餌を与えられずに180日ほど生かされる
肉がすこし、固いのである

その柔らかい鴨肉が葱とともに塩焼きで食べられるのである(某家 大手先店)
熱い燗酒と一緒に…

ひょとして「田んぼの鴨肉!売れるかな?」と思いながら、脂ぎった鴨肉を頬張った。
かき揚げと手打ちのモリとともに
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