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生活困窮者フォーラムが開催された。
と言うか、生活困窮者自立支援法という法律が作られ、従来の生活保護行政や、ハローワークの就労支援ではなく、困窮者に寄り添った支援を模索する法案らしい。
フォーラムは、それの法律の説明を厚労省の担当者を招き、先進地の市町村の事例紹介である
今まで、生活保護の金を渡せばいい、どこか勤め先を紹介すれば良い、というだけのあいそのない投げやりの支援の方法を変えようというのだそうだ。

まぁこちらから(困窮者)からみればアタリマエのことである。
生活保護をもらうために単なる条件を整えて申請する。
失業保険をもらうために条件を整えて申請する。
従来は役所に気に入る申請書類を整えるだけである。

それで解決するのか?

生活保護をもらったら、朝から酒を飲んでいる奴がいる
失業保険をもらったら、その期間だけ働かない奴がいる(働かなかったように装う)

またそれを不正に受給する奴、それを巻き上げるブラック業界
(0.5%の不正受給で700億円になるという)
金が絡むと何でもありの世の中である

簡単にいえば、「困窮者問題を地域で解決せよ」という法律だ。
それに補助金がでるという。多分それに群がる人が大勢出てくるのだろう

だいたいが困窮者だと烙印を押されている住民票がでまわっているわけではない
困窮者という不名誉なレッテルをはられて近所を出歩けない
だから隠す。昼夜、逆転で活動をすると、目立たないようにしている
まして農家なら、家で農作業をして働いているように装い。
単に喰わせているだけの息子、娘が多くいる。農村ほど多いのかもしれない

そのような見えないひきこもりの困窮者を探し出すことを全戸訪問で行った、秋田県北部の藤里町
生活保護世帯に雇用を創造して提供した釧路のNPO等を招いて事例報告をしてもらった

”入口””出口”という言葉が頻繁に使われたが、
隠れている、引きこもりや無業、無収入の人たちを探す入り口
その人達に就労支援や生活支援をして社会生活を営むようにできるようにする出口
をつくろうという話だ

これは従来の単なる金を出せばいいという行政の発想から抜けだしたものではあるが
民間からすればアタリマエのことである
民間は続くということを意識する。
見つけ出したら支援して、生業にしなければ本当の支援にならない

まぁ中に入ればややこしいから餌を与えれば良いという行政と…
生きていくために釣り方を教える民間のちがいだろうか…
(最近はブラック企業のように、単に利用するだけのところもあるが…)

 

しかし地方は法律に熟知したほうが金がでる
行政に群がっている人々が多いからである
というか「福祉」というと稼ぎがないから、必然、役所の金に頼るしかない

それを「くらしとしての農業」と「福祉」を組み合わせる
それが「余剰を金に替えて蓄える」「困窮者同士が助け有う」
「貨幣経済と違う発想の経済を生み出す」ということではないのだろうか…

ちょっと面白い展開が期待できそうである
このフードバンクは…