久しぶりに映画をみた。
「いつ映画をみた?」と聞かれると「小さな恋のメロディ」と答えるようにしている。
学生時代にみた映画だ。自分で選んでみた映画だったような気がする。
いや同級生の友人に誘われて行った映画だった。
今でも覚えているが、トレーシー・ハイドの可愛さと愛らしさ、
そしてあの薄切りの透けて見える生ハムを食べる場面
それまでハムとソーセージの区別がつかなくて、周りが赤く縁取られた厚めのやつを薄くスライスしてあるものしか知らなかった。
まして「深夜食堂」にでてくる”タコウィンナー”など、みたこともなかった。
そんな赤縁取りのハムでも美味しかった、食パンに乗せて食べた。もっと食べたい。と思った。
それが小さな恋のメロディの生ハムは、切り分けてくれて皿にもられ、フォークとナイフで食べていた。
美味しそうだった。生ハムを腹いっぱい食べられるような生活がしたいと思った
それが強烈な想い出になっていたのだろう

 
高校まで住んでいた街は、映画館が3〜4館あっただろうか?
同級生に映画館の息子がいたが、エロ映画専門館で、いつも羨ましがられていた。
いつか見に行きたいが、入ったところを見られたらどうしようと真剣に悩んだ。
見に行く前に、倒産したという風のうわさで聞いた
本を買う小遣いはもらえたが、映画を見る小遣いはもらえなかった。
周りに映画代が入っている賽銭箱もなかった(?)
だから、ほとんど小中高という少年時代は、映画を見る機会がなかった
それでも中学校の授業で1回、みんなで見に行ったような気がする
それは「サウンドオブミュージック」だった。
初恋の娘が隣で「”南太平洋”を見に行った」と話したことを覚えている
「南太平洋」とは戦争物語か?と思ったが、そうではないらしい。
なんでもミュージカルらしい。
ちなみにミュージカルというのもサウンドオブミュージックで初めて知った
「音楽劇だということを…」

そんな感じだから、「ドキュメンタリー」という言葉も知らなかった。
リトルフォレストを見て、ドキュメンタリーではないか…と思った。
そのような生活をしている人が周りに大勢いる
そんな生活が、ゆたかだと感じる人が、増えてきた。

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