電話が、かかってきた。
「責任者を出せという。」
要件は何も言わない。

クレームだろう。
どういうクレームなのか…
すぐ電話をとった。

「食えないもの売るじやねぇ〜。いくら安いからといって…
中はベタベタで、汁が垂れ落ちて、食えたもんじゃね〜」

と言葉遣いは荒いが。女性の声だ。
朝、10時頃の話だ。
朝早くきた人らしい。
「なにをお買い求めになりました?」
「いちご!」

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苺は足が速い。
毎朝、点検しても点検しても、ロスがでる
それを、ジャム用に安くしたり値段を下げたりしている
その人は「生食のいちご」を買った、と言う認識である

早朝にレジのカウンターで分別している最中のパックを取ったのかと思い
「間違われて、ジャム用を手に取られたのでは…」というと
「もう二度と買わない」と言って大きな音をたてて電話が切れた

こういうクレームが一番困る。
通常、クレームは「しめた!」と思えが鉄則である
仕事とは、問題を解決するのが大きな役割である。
問題が起きないようにするのが一番であるが、やはり人間の仕事だから問題は起きる
そのときにどう解決するかが、問われる
まして対人クレームは、営業マンにとって、良い人間関係に持っていけるか、強い関係性を作ることができるか…
ということなのだが、名前を一切名乗らない。で一方的に怒鳴って。終わる。
これは手のうちようがない。
と言っても、代わりの品を持っていく、それ以上のものを持参する。返金する。
などと言う対応では、いい関係性も強い関係性も作れない
その人が何を思って、どのような対応を願って、それにどう応えようとするのか
それを提案するのがクレームの処理である

営業を続けていると、いろいろとクレーム処理をしてきた。
最近、このような関係性のきれるクレームが多い
こういうのをクレーマーと呼ぶのだろう

生鮮野菜は傷みます。早めにお召し上がりください。

と言うメッセージを店に掲げておこうか?