そろそろアスパラの季節である
ある農家は春先、「土から出てきたアスパラが春を感じて一番うまい」
と言う

当然、そんなものは市場にならばない。
量が足りないから、販売単位のケースにならないのです。
それを食べるのは農家の特権であるが、それを感じる農家は少ない。

以前、ホワイトアスパラを作るプロジェクトがあった。
ホワイトアスパラと言うのはグリーンのアスパラを土の中で育てるのである
ようするに遮光して光合成をおこさないようにする栽培なのである
つまり、上から見えない。
それを遮光膜を張って、暗くてもやや見えるようにして栽培しようというプロジェクトである
99%の遮光のフィルムをつかって3年やっただろうか?その後のことは聞いていない

アスパラは、最初に食べたのはホワイトアスパラだった。
缶詰である。もう多分半世紀も前かもしれない

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「美味しい」という記憶はない
「食べた」という記憶だけである

だから「アスパラ」という名前もなんだかアチャラ風で馴染めなかった
ところが10年ぐらい前から、グリーンアスパラの促成栽培を県北部で始めた
ハウスの中で土を盛り上げ、秋に掘ったアスパラの根を植えて、暖房するのである
そうすると最需要期のクリスマスや正月商戦に高値で売れるというのである

高値で売れるというと、旬も経費もなにも考えないで突っ込むのが今の農業である
後は「補助金を貰えばいい」という発想でも無いだろうが…

そろそろ北上の八重樫真純のグリーンアズパラが並び始める
そのまえ…ホワイトにたっぷりマヨネーズをたらして…

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