「本を見せて頂いてよろしいですか?」
「どうぞ!」と言うと
その女性は「聞き書き 宮城の食事」を取り出した、

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パソコンで遊んでいる小生のそばで一生懸命めくっている
後ろの索引から前に戻り
前に戻っては、その前後をペラペラと…

そのスピードが緩んだので見つかったのか?と思い声かけた
「欲しいページがあるなら、コピーしましょうか?」
「いえ、ふすべ…というのが無いのです」
「ふすべ?」
「おじいちゃんが作っていたのですが…青菜にお湯をかけて…」
「おひたしですか…」
「いや、それが…」
「岩手県南なので、伊達(宮城)の料理かと思ったのですが…」
「ふすべ?どこかで聞いたことが有る」

パソコンで検索してみた
ふすべ”と言うのは、「いぶす」と言う意味があるという
しかし、お湯をかけていたと言う
”いぶす”と言う意味で使っていたのではないだろう

そうしたらふすべ餅というのが出てきた
なんと焼いた泥鰌を粉にして汁を造り、餅を入れたものだ
県南の郷土料理だ。これか?
と思ったが、餅だ!青菜ではない

そうしたら「ふすべ漬け」というのが出てきた
米沢の伝統料理である
ふーん、岩手県南でふすべ漬けを作るおじいちゃんは、山形の人から教えてもらったのだろうか?
それちも、若いうちに米沢と縁があったのだろうか
しかし、近くにふすべ餅という泥鰌を使った餅料理があって
ふすべるがっこづけ(いぶりがっこ)が、秋田にあって
ふすべる漬物が山形にある

「ふすべ」とは一体、なにものなのだろう