すこし認知症気味の母親は、スープの冷めない距離というか、母屋に独りで住んでいる
店を閉めて帰ったきた魔子様は、小生が作る温かいスープ麺を持参しながら一日の話を聞いてくる

スープ麺
これは、事前にストーブの上で馬鈴薯・人参・牛蒡・玉葱をぐつぐつ煮ておいて、店から帰って余った肉や白菜やキャベツをいれ、日によって塩味・醤油味・味噌味・白湯味・カレー味・塩魚汁味などで味付けし、日替わりで、うどん・そば・青龍麺をいれて食べる。
帰って来て30分もしないで食べることが可能である。その間に一杯やっつけ、ニュースをみながら味見をする。
火が通ったら、そこへ豆腐を入れて5分まつ、味付け湯豆腐の出来上がりである

そのスープ麺をもって母親に持参するのだが、これが長い。
短くて30分。長いと2時間ぐらい帰ってこない

今日も1時間ほど経って、もう二合もやっつけていい加減酔っ払って来た時に
魔子様が

「たいへん!」と言って母屋から帰ってきた

みると紙切れを持っている

「こんなのにサインしてしまったらしい」

持参したのはリフォーム契約書となっているが
排水管と排水桝の高圧洗浄作業の請負契約書である

悪徳リフォーム業者だ!とピンときて、すぐ電話を入れたが、もう留守電である
たぶん、留守電の内容を聞いてから電話をかけるのだろう

さっそくググってみた
こんな書き込みがあった

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う〜んこれは…

契約書には「翌朝の工事」と記入してある、
これはクーリングオフができないように、工事を早めたのだろうか?
さっそくクーリングオフの内容証明をつくる。
そして工事の前に止めないといけない
その契約書には
「見えない部分の状況によって、施工内容や工事金額に予測できない変更が生じる場合があります。
ご了承ください」と請負条件にある。
工事をして、余計なことをして高額の工事代金を請求されたら…
すぐ手を打たなければ…

 

翌朝、店の掃除を終え、母屋に待機した。
約束の時間に業者はきた。
「「留守電に社長に電話をしろと伝えてあるが…」
「それは、聞いておりませんでした」
「クーリングオフの内容証明を今朝送ったので、前金で払った代金を返してくれ」
「担当が違います。単なる作業にきただけですから…代金はもらっていないと思います
昨日の契約担当の営業が近くにいますから…」
「じゃ〜内容証明を送ったから、文書で回答してくれと伝えてくれ」

それから10分あまり
呼び鈴がなった
インターフォンにでた
「さきほどの作業の契約をしたものですが…
お金を受け取っていないので、一度話をしたいのですが…」
「前金で”払った”とメモが契約書に書いてあった」
「いや、”作業後の集金”という欄がありますね」
「あるけど、メモが”支払い済み”となっている」
「受け取っておりません。領収証を発行していないはずです、
そんな金銭の授受はありえません。」
「会社によっては、あるかもしれない」
「受け取っておりません」
「だから内容証明を送っているから、文書で回答してくれ」
「いやこれは個人てきな問題で…」
「あんた会社を代表してきているのだろう」
「いやこれは受け取ったか、受け取らないかの個人の…」
「だから受け取っていませんと文書で回答してくれればいいだけの話だ
その文書を持って消費生活センターとか、警察に調停に行くから…」

そのあとが長い。
払った受け取っていないの長いやりとりが続き、文書で回答することも何故か渋る
そのうちにインターフォンでなく、直接会いたいと言う
直接話しをしているではないか…?
いや顔を見て!(こんな顔を見たら怖いぞ!)
インターフォン越しに30分は話しただろうか?

そのうちにポロリと「大手リフォームから転職したばかりで…」
なるほど会社から懐に入れたのではと疑われるのが怖いのか?
たぶんインターフォンの向こうは必死の形相なのだろう
母は、すぐ忘れるから何でも記録している
契約書にも、日付と午後「積雪あり」とメモ書きが有り
その下に日付と「支払い済み」と書いてある。
しかし、それも思い込みが強い時もある
すぐ前のことも忘れてしまうのである

う〜ん、これは…